友達のおかげで「英語力の壁」を突破!(篠原健太さんのストックホルム留学)

スウェーデンのストックホルム大学に約1年間交換留学されていた篠原健太さん

スウェーデンのストックホルム大学に10ヶ月交換留学をされていた篠原健太さん

 

■今回、取材させていただいた留学PERSON

 

海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。

今回インタビューさせていただいたのは、現在大学4年生の篠原健太(しのはらけんた)さん(以下、篠原さん)です。篠原さんは、大学2年生の8月から約1年間、スウェーデンのストックホルム大学に交換留学をされていました。

留学中は、授業中に、先生から「お前、もういいから」と言われてしまうくらい英語力に苦しんだ篠原さんです。それでもある作戦を実行し英語力の壁を突破!

また、インタビュー中には、「留学を通して将来の夢が明確になった。」と力強く語ってくれました。篠原さんの「英語の壁を突破した秘訣」「将来に強く影響を与えた留学生活」とはどのようなものだったのか?今回はその一部始終をお届けします

 

■「TOEFLですね、ひたすらTOEFLです!」留学の審査に通るためにTOEFL猛勉強!

留学中に大学の友人たちと

留学中に大学の友人たちと

 

–篠原さん、本日はよろしくお願いします!

はい、よろしくお願いします!

 

–まず、篠原さんの留学経験について聞かせてください。

はい、大学2年生の8月から3年生の6月までの10ヶ月間、交換留学スウェーデンのストックホルム大学に留学していました。

 

–交換留学とは?

大学の提携校の生徒と交換で向こうの大学に留学できる制度の事です。僕の通っている大学にもあったのでその制度を利用しました。

 

–なるほど、それでストックホルム大学に交換留学で行ったのですね。ちなみになぜストックホルムを選ばれたのですか?

ストックホルム大学のキャンパス

ストックホルム大学のキャンパス

 

実は、提携校はアメリカやカナダばっかりで。ヨーロッパはフィンランドの田舎かストックホルムしかなかったんです。

僕が留学しようと思ったのは、「色々な文化、価値観とかを知りたい」「色んな国を回ってみたい」というものでした。なので「アメリカやカナダよりもヨーロッパがいいなぁ」と思って。

「フィンランドの田舎よりスウェーデンの都会の方がいいかなぁ。」と思ったのでストックホルムに絞られた感じです。

 

–ヨーロッパに行けば、色んな国に旅行できますもんねぇ。留学先選びに大学での専攻は考慮しなかったのですか?

 

はい、僕の専攻がマーケティングだったので、ストックホルム大学のビジネスの学科が非常にレベルが高かった事も決め手になりました。

 

–ビジネスと言えば、アメリカの方がいい気もするのですが。

まぁ、「アメリカの西海岸は後でも行けるかなぁ」と思ったので。

 

–確かに!交換留学のために何か準備された事はありましたか?

はい、大学の教授に留学の事を相談した所、交換留学のためには英語力が必要だとわかったので、審査に通るためにひたすら英語の勉強をして英語力を上げる事に集中しました。

 

–英語の勉強とは具体的にどのようなものを?

一緒の寮だった友人たちと

一緒の寮だった友人たちと

 

TOEFLですね。TOEFLのみです!

交換留学のために必要なスコアに足りなかったので、参考書みたいなのを買ったり、採点基準とかネットで調べまくったりしました。

 

–なるほど、ひたすらTOEFLで英語力を鍛えて交換留学に受かろうと。ちなみに、交換留学って学費はどうなるのですか?

 

学費は交換留学なので、向こうの大学には払いませんでした。日本の大学にも全額ではなく半分の学費でした。あと、飛行機代も出してくれたんですよ。なので、かかった費用は向こうでの滞在費と旅行代くらいで済みました。

 

–飛行機代も!それは手厚いですね!留学前に不安な事はありませんでしたか?

クリスマスパーティー中の様子

クリスマスパーティー中の様子

 

心配な事は英語力でした。心配だったというよりは、向こうに行って大変な思いをしてしまった感じです。。。

 

–えっ!日本でTOEFLの猛勉強をしたのに!?

 

→【次ページ2/3】いよいよ、スウェーデンへ!ストックホルムの大学の授業はどのようなものか!?

 

 
 
榎本 晋作
28歳の時にワーキングホリデーでイギリスに。ロンドンでは留学エージェントの立ち上げを経験。在英中に立ち上げた自身のブログは日本ブログ村PV(アクセス)ランキング1位。帰国後『イギリス・ワーホリ留学ガイドブック』を電子書籍にて出版し、Amazon海外留学対策ランキング1位を獲得。高3時点での英語の偏差値は32。(今でも苦手です。)