僕がトロントで感じた海外留学の意味やメリット。(大森峻太さん)

大学時代、トロントに2ヶ月の短期留学をされていた大森峻太さん

大学2年の夏休みにトロントに2ヶ月留学されていた大森峻太さん。

 

■今回、取材させていただいた留学Person

 

海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。

今回インタビューさせていただいたのは、大学2年生の夏にカナダのトロントで語学留学をされていた大森峻太さん(おおもりしゅんた、以下、峻太さん)です。

当時、大学生だった峻太さん。「大学に入ったら留学しよう!」と心に決め、1年生の時からアルバイトで留学費用を貯め、2年生の時に念願の留学に。

「インターネットの発達した今なら、留学に行かなくても、英語は日本で勉強できますよね?
すごくお金がかかるのに、それでも留学に行く意味はあるのですか?」

皆さん、そのような事を思った事はありませんか?

ですが、そんな便利な時代にも関わらず、峻太さんは、今回ご紹介するトロントでの留学の後に、オーストラリアやフィリピンでの語学留学、そしてカナダでのワーホリなど数多くの海外体験をされました。

このような便利な時代に、峻太さんは、なぜ何度も海外に行くようになったのか?
そして、留学に行く目的やメリットって何なのでしょうか?

 

初めての海外経験がくれた好奇心。

カナダでの友人との写真
カナダ留学時代にクラスメイトと。

 

 

–峻太さん、本日はよろしくお願いします!

はい、よろしくお願いします!

 

–まず、峻太さんの留学経験について教えてください。

はい、初めての留学は、大学2年生の時のカナダでした。夏休みを利用して2ヶ月間トロントの語学学校に通いました。

 

–初めてという事は、2回目もあったのですか?

韓国留学時代の大森峻太さん
韓国留学中。最初は韓国語が全くわからない状態で行ったのですが、今では「第二の故郷」と呼べる場所になったそうです。

 

 

はい、この後にも何回か留学に行きました。残りの学生生活では、短期留学で「韓国」や「オーストラリア」、卒業してからは再度「カナダのバンクーバー」に、今度はワーキングホリデーで行きました。後、「フィリピン」の語学学校にも、1ヶ月半ほど行った事があります。

 

–すごい回数行ってますね(汗)

ですね(笑)ただ、こうやって色々と海外に行けるようになったきっかけは、やはり最初のトロントでした。

 

–なるほど。では、今日は、最初に行ったトロント留学のお話を聞かせてください。

トロントで友人たちと。
トロントのシンボルである「CNタワー」にて。床が透明になっている所で皆ではしゃいで楽しんでいたそうです。

 

はい、了解です。

 

峻太さんは、昔から海外にも興味があったのですか?

いや、元々は海外なんて全く興味なかったです。というより、むしろ「なんで海外なんて行くの?」というキャラでした。ただ、高校時代の修学旅行が、オーストラリアだったのですが、ここで考え方が変わりました。

その時は、初めての海外で、正直行きたくなかったんです。でも、行ってみて色々と経験すると「あっ、海外には自分の知らない世界があるんだ。こんなにおもしろいなら、海外に住んでみたいな。」と思うようになりました。

 

–おぉ、オーストラリアで過ごした時間が、好奇心をかき立ててくれたのですね。

2度目のオーストラリア留学中の写真

 

人生初めての海外旅行先のオーストラリア。4年後に留学生として再訪した時。

 

はい、非日常というか、日本とは違う「雰囲気」がすごくよくて。あと、その時に「英語が話せたらかっこいいんじゃないかな?」と思った事も、「留学に行きたい!」という気持ちを強くしてくれた要素でした。

そういう事もあって、「大学に入ったら留学しよう!」と思うようになりました。

 

–嫌な事でもやってみると色々な変化をくれるのですね。ちなみに、なぜ留学先をカナダに?最初から決めていたのですか?

いや、最初は「カナダに行きたい!」とは全く思っていませんでした。

留学の相談をしに留学エージェントに行ったら、偶然少し高めの学校が割引キャンペーンをやっていたので、「おっ、これよさそうじゃん」という軽い気持ちで決めました。オーストラリアも少し考えたのですが「いや、でも一回行った事あるしなぁ。」と思いまして。

 

–あっ、そんな軽いノリだったのですね(笑)

プロバスケットボール(NBA)の試合会場。トロントはカナダでありながら、アメリカの野球とバスケのプロスポーツリーグのチームがあるので、スポーツ好きにはおすすめ!
プロバスケットボール(NBA)の試合会場。トロントはカナダでありながら、アメリカの野球とバスケのプロスポーツリーグのチームがあるので、スポーツ好きにはおすすめ!

 

はい(笑)なんというか、普通、留学の事なんて全然知らないじゃないですか。「どこの国がいい」とか「どの語学学校がいい」とか。

 

–確かに。

はい、ですので、正直に言うと、その時はどこでもよかったんです。だから、キャンペーンの事を知って「(カナダなら)憧れてたアメリカも近いし、行ってみるか。」という感じでした。今は周りに留学経験者が多くいるので、色々と聞けるのですが、当時は全然聞ける人もいなくて。。

 

–とすると、エージェントに行く前に、「経験者から話を聞いておく」のって大事そうですよね。

はい、本当にそうだと思います!僕も、よくTwitterなどのSNSで留学の相談を受けるのですが、「当時の僕もそういう風に相談できたらなぁ。」ってよく思います。

 

峻太さんに相談乗ってもらえたら心強そうですよね!ちなみに、留学の費用はいくらくらいでしたか?

トロントの中心にあるショッピングモール「イートンセンター」。トロントでショッピングといえばここ!
トロントの中心にあるショッピングモール「イートンセンター」。トロントでショッピングといえばここ!

 

当時のレートですので、正確かどうかはわからないのですが、だいたい60万円くらいでした。

 

–それは航空券や生活費も含めて?

はい、2ヶ月のホームステイと語学学校、そして現地での生活費と航空券を含んだ金額です。

 

費用はバイトで貯めたのですか?

はい、大学1年生の時から、がむしゃらにバイトをして貯めました。「留学にいくらかかるか」は全然わからなかったのですが、大学二年の夏に「多分、このくらいの金額で行けるだろうなぁ。」というくらい貯まったので、「そろそろ留学しよう」と思ってエージェントに行きました。

 

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榎本 晋作
28歳の時にワーキングホリデーでイギリスに。ロンドンでは留学エージェントの立ち上げを経験。在英中に立ち上げた自身のブログは日本ブログ村PV(アクセス)ランキング1位。帰国後『イギリス・ワーホリ留学ガイドブック』を電子書籍にて出版し、Amazon海外留学対策ランキング1位を獲得。高3時点での英語の偏差値は32。(今でも苦手です。)