24歳SE女子、半年間マルタ島へ英語留学!英語が全くできない状態から海外生活ができるまでになった秘訣とは!?(佐々木賀菜美さん)
|日本でSEとして2年働いた後に、マルタ島に留学された佐々木賀菜美さん。
■今回、取材させていただいた留学PERSON
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、社会人3年目の24歳の時に、半年間マルタ島に英語留学をされていた佐々木賀菜美さん(ささきかなみ、以下、賀菜美さん)です。
大学を卒業後、2年間、東京でシステムエンジニア(以下、SE)として働かれていた賀菜美さん。
モノ作りが好きでSEなったのですが、仕事にも慣れ始めた頃に「今後の人生の可能性」について新しい何かを模索しはじめるようになったそうです。
そして、「行動して新しい何かを見つよう!」とマルタ留学を決意。
ただし、その時点では、海外旅行は好きだったものの、英語力は旅のハンドブックなしでは入国審査も通れないレベルで、本人曰く「ゼロ」だったそうです。
そんな賀菜美さんでしたが、マルタ留学を通して「英語のコツ」をつかんだ他、その経験は自分でも予想していなかったほどの大きな可能性に満ちたものでした。
24歳のSE女子が経験したマルタ留学とはどのようなものだったのか!?
そして、留学先として密かに人気のマルタ島とはどのような場所だったのでしょうか!?
■英語力はハンドブック頼りな状態から決意したマルタ留学生活。
通っていた語学学校の卒業式でクラスメイトと。
–賀菜美さん、本日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!
–まず、賀菜美さんの留学経験について教えてください。
はい、2014年の6月から12月まで半年間、マルタ島で語学留学をしていました。マルタは英語圏なので、英語留学になります。
–当時は学生でしたか?
マルタ出発前の賀菜美さん。出発前に友達がさびしくないようにぬいぐるみをプレゼントしてくれたそうです。
いえ、当時はもう社会人でした。
大学を卒業した後に、都内でSEとして2年間働いて、3年目の時期に退職した後に3ヶ月ほど飲食店でアルバイトをしながら留学資金を貯めて出発という流れです。
–海外旅行はお好きだったのですね。
休日に行ったマルタの観光地コミノ島。とにかく海はキレイで、潜らなくても水の中が透き通って見えたそうです。
はい、暇を見つけては旅行に行くくらい好きでした!
3連休のときは、金曜の夜に羽田空港を出発して、土日月でヨーロッパに行ったりもした事もあります。
–週末でヨーロッパ旅行に行けちゃうのですね!ちなみに、仕事を辞めるとなるとキャリアの事など心配事が多いと思うのですが、それは大丈夫でしたか?
キャリアについての心配はもちろんありました。「帰ったら仕事見つかるかなぁ」って。
ただ、自分の中で「今行かないと一生後悔する!」気持ちが大きくて、東京にとどまるよりも「自分のしたい事をしよう!」という気持ちが強かったです。
–なるほど、ちなみになぜマルタに?旅行で行った事があったのですか?
魔女の宅急便の舞台となったイタリアのシエナに、学校の友人たちと小旅行に行った時の様子。
いえ、イギリスなどの他のヨーロッパは行った事があったのですが、マルタはありませんでした。
私の中で大事だったのは「英語圏である事」、そして「マルタがリゾート地」という事でした。なんせ、気持ちが落ちてしまっていたので、積極的な理由というわけではないのですが「解放感」のようなものを求めていまして。
–あっ、基準はそこなのですね。留学は自力で?それともエージェントを使いました?
自力でも行けると思うのですが、私はエージェントを通して行きました。ネットで色んな留学プランを調べて、よさそうな留学プランがあったので説明会に行って決めました。
–期間はなぜ半年に?
本当は3ヶ月の予定だったのですが、私が見つけた留学プランの最短が半年だったんです。実は「3ヶ月でも長い」と思っていたのですが、そのプランが会話や文法などの他に定期的なプレゼンテーションもあったので気に入ってしまって。
「行くなら、ちゃんと学ばないと!」という気持ちもあったので、「思い切って半年間行こう!」と決めました。
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