「ガーナでの協力隊の活動が私を原点に戻してくれました。」(Shokolaさん_Vol.2)
|青年海外協力隊としてガーナで活動されていたShokolaさん
■今回、取材させていただいた留学PERSON
留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回は、昨日配信の『青年海外協力隊なら現場が見える!」村落開発普及員としてガーナへ!』の記事で紹介させていただいたShokolaさんの後編です。
前編では、Shokolaさんの、青年海外協力隊に応募する前から現地でのホームステイまでお届けしましたが、後編では村落開発普及員(現:コミュニティ開発)としての現地での活動、そして帰国後の事をお届けします!
丸の内OLだったShokolaさんの人生を大きく変えてくれたガーナでの生活とは!?
■移動はバイク!?日本で免許を取得してから出発!
アダンティア村で、伝統的な石けん「アモンチ」を作っている様子。
–Shokolaさん、前回に引き続き今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
–前回も軽く聞かせていただきましたが、改めて、隊員として現地で何をしていたか教えてもらえますか。
はい、2009年3月から2011年3月までJICAの青年海外協力隊の村落開発普及員としてガーナのブロン=アハフォ州(BA洲)に行っていました。現地で行っていたのは、主に「植林活動、収入向上活動、環境教育」の3つです。
村落開発普及員は、今では名称が変わり「コミュニティ開発」という名前になっています。
–ガーナのBA州はどんな所なのですか?
ガーナの地図(左)、BA洲のあるスンヤニの地図(右)
はい、ガーナの首都のアクラから400kmほど北西で、アクラからはバスで最低8時間ほどで到着する所です。
さらにそこから30分ほど数人で乗る「トロトロ」と呼ばれる乗り合いバスで行った所に家があります。私はそこからバイクで村に通う生活でした。
–えっ、現地での移動はバイクなんですか!
支給されたバイク。(行きつけのカーショップにて点検中。)
はい、JICAからバイクが支給されるので、移動にはそれを使ってました。
移動範囲は、主に家から村やオフィスに行ったりなんですけど、私の配属先は未舗装の道路や悪路も多かったので、実は事故ってしまったんですね。なのでこれから行く人は運転には本当に気をつけてほしいです。。
–まさに、途上国あるあるですね(汗)
はい、たまにネジがゆるんだり、パンクしたり。。後、ガソリンの質もあまりよくなかったので、炎天下や、夜の帰り道でガス欠になると最悪でした(笑)とにかく、定期的なメンテが大事だと思います!
–ちなみにバイクの免許は持っていましたか?これって、応募の際に必須だったりするのでしょうか?
環境教育を行っていたエシアイエム小中学校の校庭にて。
いえ、持っていませんでした。でも、応募時に募集要項に、バイクで移動する事は書いてあったので、面接後、合格通知をもらってから取りに行きました。
現地では125ccのオートマティックだったのですが、免許は400cc の中型二輪を取っていきました。そのおかげか、125ccは軽く感じたので現地でもそれほど困りませんでした。
ただ、隊員の中には、単車が苦手で乗らない人もいるみたいですよ。バイクに乗る事自体は強制ではありませんでした。
–いやぁ、いきなり現場っぽい話で臨場感すごいですね!次に、現地での活動について詳しく教えてください。
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