「ずっと留学してみたかった」。結婚後に夫婦で半年間ロンドン留学!(富山順子さん)

結婚後に、旦那さんと夫婦でロンドンに語学留学されていた富山順子さん。結婚後に、旦那さんと夫婦でロンドンに語学留学されていた富山順子さん。

 

■今回、取材させていただいた留学Person

 

海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。

「結婚したら、もう留学はできないんだろうなぁ。」

就職、結婚、出産。ライフステージが進むほど、女性にとって「留学のハードル」はどんどん高くなっていくと言われています。今回の留学Personの富山順子さん(以下、順子さん)も、結婚した当初は「ずっと憧れていたけど、もう留学は無理だろうなぁ。」と諦めていたそうです。

ですが、ある事がきっかけで留学を決意され、2015年の4月から半年間、旦那さんと一緒にロンドンに語学留学をされました。

「夫婦で留学」

駐在員の奥さんや社費留学などの留学であれば、聞かない話ではありません。ですが、順子さんや旦那さんは普通の会社員。その決断は決して簡単なでものではなかったと思います。

そして結婚後の留学はこれから、結婚を考えている読者の皆さんもすごく関心が高いテーマなのではないでしょうか。

そこで、今回は、奥様の順子さんに「留学を決意したきっかけ」や「現地での事」など「夫婦留学のリアル」についてインタビューしてきました!

 

■「あっ、結婚しても留学していいんだ。」きっかけは義理のお母様の一言。

イギリスの海にて。ロンドンから電車で約1時間の街「ウィスタブル」のビーチ。砂浜ではなく、石の浜なので、裸足で歩くとすごく痛かったそうです。

 

–順子さん、本日はよろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

 

–まず、順子さんの留学経験について教えてください。

2015年の4月から10月まで、約半年間イギリスのロンドンに語学留学していました。

 

–なんでも、旦那さんと一緒に留学をしていたとか?

はい、夫と2人で、同じ時期に、同じ語学学校に通っていました。

 

–旦那さんの転勤とかではなく?

ロンドンの地下鉄。ロンドンの地下鉄はサブウェイではなく「Tube(チューブ)」と言います。ロンドンの地下鉄。ロンドンの地下鉄はサブウェイではなく「Tube(チューブ)」と言うそうです。

 

いえ、2人とも仕事を辞めての自費留学です。

 

–思い切りましたね〜。結構珍しいケースだと思うのですが、なぜ「留学しよう」と思われたのですか?

元々、私が昔から漠然と「海外に住んでみたい」という願望があって、それが理由でした。ただ、すぐに決断したわけではなくて、30歳を迎えて、夫と結婚をした時は「まぁ、もう行けないよねぇ」というモードでした。

 

–ですよね。普通、そうなりますよね(汗)

テムズ川のクルージング中。奥に見える橋が「タワーブリッジ」。テムズ川のクルージング中。奥に見える橋がロンドン観光の人気スポット「タワーブリッジ」。

 

はい、やはり色々とリスクも考えてしまっていましたので。

でも、ある時、義理の母が「海外行きたいなら、行っちゃえばいいんじゃない。」って、軽くさらっと言ってくれたんですよ。

その時から「あっ、(私、留学に)行ってもいいんだ。それなら本格的に考えてみるか。」となっていったんです。

私たちは、新婚旅行にも行っていなかったので、「じゃ、新婚旅行と一緒にしちゃおうか」となって留学を決断しました。

 

–なるほど、新婚旅行も兼ねて留学を。

はい、そんなに深い意味はないのですが、「新婚旅行だけではもったいないので、語学学校にも行こう」という感じでした(笑)

 

–とは言いつつも、半年も行くとなると、社会人だと仕事とかの事もあるじゃないですか。よく決断できましたね。

ブリティッシュサマーデイズのライブ中のハイドパーク。イギリスの夏の音楽フェスティバル「レディング・フェススティバル」に行った時の写真。

 

確かに、仕事の事はかなり心配でした。結婚してるし、年齢の事もありますし。「次の仕事見つからなかったらどうしよう」って。。

ただ、昔からずっと頭の片隅に「海外に住んでみたい」という気持ちがあったので、最終的にはその気持ちに素直に従いました。

 

–「後悔しないように歩もう」と?

はい。それともうひとつ。

「このまま『留学しないという人生』を選び進めて、将来子どもを持ったとしたら、『留学したかったのにしなかった』という後悔を自分の子どもにぶつけてしまうかもしれない。」

ということに気がついたのもあります。それなら「やりたいことをやって、私も、もしかしたら生まれてくるかもしれない子どももハッピーな方がいいな。」と。

 

 

–確かに子どもが産まれると、また本格的に状況も変わってきそうですよね。

はい、そういう後悔はしたくなかったです。

ただ、夫は帰って来た時は29歳の年なので、留学した半年をブランクにしないために「ケンブリッジ英検」の資格(FCE)を取るためのコースに通っていたりはしました。

 

※ケンブリッジ英検:世界中で使われている「英語力証明テスト。」FCEという5段階中真ん中のランクに合格すると世界で英語でビジネスができる証明になる。(一般的にTOEIC換算で800点以上と言われている。)

 

–なるほど、確かに英語の資格を取ると、うまくいけば転職や今後のキャリアに活きるかもしれませんね!

イギリスの風景。コッツウォルズの村「バイブリー」。イギリスの有名デザイナー、ウィリアム・モリスが「世界一美しい」と讃(たた)えた村として有名な場所だそうです。

 

そうですよね。私もそう思うんですよ。なんか、「英語力の証明をちゃんと手に入れて帰ってくる!」みたいな目標で気合い入れてました(笑)

今、良い環境の会社に勤められてるのは英語の資格取得というのが効いたのかもしれません。

 

–順子さんは受けなかったのですか?

私はくやしいのですが、英語力もそこまであるわけではないので、試験は受けませんでした。

 

–英語は苦手だったのですか?

留学中に国内旅行で行ったストーンヘンジ留学中に国内旅行で行ったストーンヘンジ。

 

すごく苦手というわけではありませんでした。英会話教室なども通っていた事があるので。

「全くしゃべれなかった」という事はなかったのですが、「文法なんて知らなくてもしゃべれるさ」というタイプでしたので、留学中はそれで苦労したりはしました。

逆に夫は受験勉強の時に、文法はある程度は勉強していたらしいので、文法は得意で留学前はTOEICは600点だったとか。

 

–なんか、「英語に対するスタンス」が性格にも現れてておもしろいですね(笑)。話は戻ってしまうのですが、留学前に転職先などは調べたりしました?

そこまでしっかりとはしていなかったのですが、ちらほらと転職サイトを見てはいました。

私の仕事はグラフィックデザイナーなのですが、仕事を辞める前に、職場の人に一応伝えたんですよ。そうすると「帰ってくる時期や期間」とか聞かれたんですね。

私は「帰ってきた後にまた考えたい。」と思っていたので、結果的に、今は別の会社で働いているのですが、「絶対戻って来いよ」とも言ってもらえたので、もしかしたら戻れたかもしれないです。

 

 

–元の職場に戻れるみたいな可能性もありえるんですね。そういえば、留学先はなぜロンドンに?これは順子さんの意見?

ライブハウス。人気バンドのライブのチケットを求め並ぶ列。ロンドンのカムデンにあるライブハウス「エレクトロニックボールルーム(Electric Ballroom)」。イギリスを代表するロックバンド「Muse(ミューズ)」のライブのチケットを手に入れるための行列。

 

いえ、最終的に夫の意見でした。

実は最初はオーストラリアを検討していたのですが、紆余曲折ありまして、選択肢からなくなってしまいました。

 

–なぜ??

2人とも音楽が好きなので、オーストラリアで有名な音楽フェス「ビッグ・デイ・アウト」に行きたかったんですよ。でも、2015年にそのイベントがなくなってしまったんです。。

ですので、候補地としてニューヨークかロンドンが上がったんですけど、「ロンドンなら他のヨーロッパの国も旅行に行けるし、よくない?」という話になって。

 

–なるほど、確かにロンドンなら、イギリス以外も色々と行けそうで楽しそうですよね。でもロンドンに半年もいると、費用が高そうです(汗)

イタリア旅行中の写真。旅行で行ったイタリアのベネツィア。9月のイタリアは驚くほど暑かったそうです。

 

はい、結局、期間が半年だった事もあって、2人で総額500万ほどかかってしまいました(汗)。1人250万円の計算になります。

ただ、すごく運が悪かったのが、私たちの時は、円安が進んでいて、1ポンド200円超えの時期だったんですよ。。ですので、例えば、ポンドが150円の時期で期間も3ヶ月だったら、かなり値段が違ったと思います。

 

※1ポンドの価値:ここ5年で、1ポンド140〜200円程度で推移している。

 

–それ、悲劇的な時期ですね。。他に取材させてもらった人だと、1ポンド140円の時期に出発したと言ってました。。。

ですよね。。なので、用意していた500万円をほとんど使ってしまう事になってしまいました(汗)。

 

–時期と為替レート大事ですね(汗)。留学エージェントを選ぶ際のポイントなどはありましたか?

エージェントは、まずはインターネットで探しました。選び方は、「留学説明会」をやっている所で、「サイトの更新頻度が高い所」でした。

 

–サイトの更新頻度が大事だったんですね。何個かエージェントは周りましたか?

ロンドンのショッピング街での光景LGBT+の祭典「ロンドンプライドパレード(London Pride Parade)」に参加しているイギリス海軍たち。

 

はい、サイトが更新されてないと「えっ、本当にちゃんとやってんの?」って不安になってしまいまして。。

 

–あっ、でも、それ確かにわかるかも。何個か回りました?

最終的には渋谷にあるエージェントにしたのですが、仕事の方も忙しかったので、結局1つしか行きませんでした。語学学校も予算に合う所をエージェントに選んでもらいました。

でも、正直に言うと単純にめんどくさかっただけですので、時間があれば、もうちょっと回ってもいいかもしれません(笑)。

 

–そういえば、ホームステイって旦那さんと同じだったのですか?

 

→【次ページ2/3】「世界一家賃が高い!」と言われるロンドン。でも、夫婦で留学すると家賃が安い!?

 

LINEで送る
Share on LinkedIn
Pocket

 
 
榎本 晋作
28歳の時にワーキングホリデーでイギリスに。ロンドンでは留学エージェントの立ち上げを経験。在英中に立ち上げた自身のブログは日本ブログ村PV(アクセス)ランキング1位。帰国後『イギリス・ワーホリ留学ガイドブック』を電子書籍にて出版し、Amazon海外留学対策ランキング1位を獲得。高3時点での英語の偏差値は32。(今でも苦手です。)