アメリカの動物保護団体でボランティアを学ぶ留学生活(宇田愛臨さんVol.2)
|アメリカの動物保護団体などを回っているときの様子
■今回、取材させていただいた留学Person
留学体験談インタビューマガジン『留学Person』。
今回の記事は、前回「明覚な目標があったおかげでアクティブに活動できました!(宇田愛臨さんのシアトル語学留学)」で紹介させていただいた宇田愛臨さん(うだあいりんさん、以下、愛臨さん)の後編です。
大学を卒業後、製薬会社の営業として働かれた後、アメリカに社会人留学をされた愛臨さん。「動物は自分の中で外せないキーワード」という愛臨さんは、テンプホールディングスの奨学金プログラム「チャレンジウーマンスカラシップ」を利用し、「英語+動物」をテーマにシアトルへ留学。
3ヶ月の留学生活では、最初の1ヶ月間は語学学校で語学留学、残り2ヶ月は動物保護団体でのボランティアやインタビューなどフィールドワークをされました。
前編では、語学学校やシアトルでの生活について紹介させていただきましたが、後編では、現地でのフィールドワークや帰国後の愛臨さんの人生にフォーカスしご紹介させていただきます。
■語学学校修了後に、動物をテーマとしたフィールドワークへ!
フィールドワーク中に訪れたサンフランシスコの研修施設
–愛臨さん、前回に引き続き今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
–前回はシアトルの街や語学学校の事について聞かせていただいたのですが、今回は、その後のフィールドワークについて聞かせてください。現地でのフィールドワークではどのような事をされていたのでしょうか?
最初の1ヶ月(留学2ヶ月目)は、主にシアトルの動物保護団体に登録させていただいて、ボランティア活動をしたりボランティア用のトレーニングプログラムを受けていました。
その他、ペットショップ、ドックパーク、ペットホテルの視察に行き、インタビューなどをさせていただきました。3ヶ月目からは、シアトルから出て、フィールドワークの範囲を、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルスまで広げました。
愛臨さんが回ったアメリカ西海岸のフィールドワークの軌跡(帰国後のプレゼンテーション資料より)
–シアトルの他にもすごく活発に移動されているように感じるのですが、フィールドワークの行程は愛臨さん自身で決められたのでしょうか?
はい、フィールドワークの行程は全て自分で決めました。日本にいるうちから計画作りを行って、現地のフィールドワークにのぞみました。
→【2/3次ページ】アメリカで受けたボランティアトレーニングプログラム、そして日本との大きなシステムの違いとは!?