「これならイギリスで働ける!」ロンドンワーホリライフ(田村千菜美さん)
|ワーホリ(YMS)でイギリスに行かれていた田村千菜美さん
■今回、取材させていただいた留学Person
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、大学生四年生の時に休学をし、イギリスにワーキングホリデー(以下、ワーホリ)で行かれていた田村千菜美さんです。(たむらちなみ、以下、千菜美さん)
今回のインタビューのテーマは「イギリスで働く!」
「海外で働いてみたいけど、どんな仕事ができるのか気になる。」「生活できるほどの収入は得られるか?」「仕事で使う英語はどのようなものなのか?」など様々、疑問に持つ方は多いのではないでしょうか?
そこで、ロンドンで3つのお仕事をされていた千菜美さんの「実体験、仕事の探し方、そしてロンドン生活で見つけた夢」について伺ってきました!
■3週間の語学留学中にワーホリを決意!
小旅行で行ったパリのジュテームの壁。
–千菜美さん、本日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!
–千菜美さんはロンドンでワーホリをされていたのですか?
大学四年生の時に、ロンドンに10ヵ月YMSで行っていました。
※YMS:イギリスで一般的にワーホリと呼ばれているものの正式名称(Youth Mobility Scheme)の頭文字を取った略称。他の国のワーホリと違い、2年間フルタイムでの就労が可能。
–なぜ、学生の時にワーホリに行こうと?
ロンドンのパブで出会ったサッカー長友選手似のブラジル人男性。
実は、「ワーホリをしよう!」と思ったきっかけも、ロンドンでの出来事でした。
ワーホリをする前の大学三年生の時に、ロンドンに3週間の語学留学に行っていてたんです。それで、その時に、漠然と「ロンドンに住みたいなぁ」と思うくらいロンドンが好きになりました。
その時に他の生徒からワーホリの制度を教えてもらって、「これなら、ロンドンに住んで働けるんだ!」と思いワーホリに応募しようと思いました。
–長期の語学留学という手もあったと思うのですが、なぜワーホリを?
正直に言うと、その時の語学学校が思ったよりおもしろくなくて。。それで、ずっと、「語学学校に通わなくても、イギリスにいれる方法」を探していたんです。
–なるほど。なぜ、最初の留学先をロンドンに?
語学学校の友達と。
これは正直勢いでした。友達が「私、夏にオックスフォードに留学するの。」と言っていたので「じゃ、私はロンドンに行く!」という流れです。
–すごい勢いですね(笑)
はい(笑)
後は、『天使なんかじゃない』という矢沢あいさんのマンガで、マミリンというキャラクターがいるんですけど、そのマミリンがイギリスに留学した事や、世代的に『ハリーポッター』にハマっていた事もイギリスに行こうと思った理由にありました。マンガや映画で、自然とイギリスへの憧れが強くなっていたのだと思います。
–「英語を学びたい」というよりもマンガや映画からの憧れが強かったのですね。
いや、留学を決めたのは勢いでしたけど、やはり一番強い動機は「本場のクイーンズイングリッシュを学びたい」という想いでした!
–ですよね、失礼しました(汗)大学を休学する事に対する周りの反対はありませんでしたか?
ロンドンのナイツブリッジにある巨大デパート、ハロッズ。
はい、ありました。親に「(短期留学の)次は長期でロンドン行く!」と伝えたら、「何をバカな事言ってるの!」という感じでした。。
ただ、短期留学をした翌年の1月にイギリスのワーホリ*の抽選に申し込んだら運よく当たったので、「これはロンドンが私を呼んでいる!」と思って行く事にしました。
※イギリスのワーホリは、毎年1月に抽選に応募して当選者が行けるシステム。
–休学する事に対する不安はありませんでしたか?
私の場合は結構特殊なのかもしれないのですが、通っていた学部が、5年で卒業する人が多かったので、あまり休学について不安に感じないで済みました。
–なるほど、同じ環境の人が周りにいるというのは心強いですね!