「これならイギリスで働ける!」ロンドンワーホリライフ(田村千菜美さん)
|ロンドンの有名観光地トラファルガースクエアにて。
■「ロンドンオリンピックの仕事がしたい!」〜イギリスでの仕事の探し方とは?〜
–ロンドンではどのようなお仕事を?
ワーホリ期間中に私がしていた仕事は3つで「ロンドンオリンピックの案内係」「お寿司屋さん」「派遣会社の受付」でした。
–そうか、オリンピックの年ですね!お仕事はどうやって探したのですか?
イギリスの日本人向けポータルサイトmixb(ミックスビー)
仕事は、「mixb(ミックスビー)」という、イギリスの日本人向けの掲示板サイトがあるので、それを使って探しました。
私が渡英したのがちょうどロンドンオリンピックの時期でしたので、「どうしても、オリンピック関連の仕事がしたい!」と思って、サイト上でオリンピックの案内係のバイトを見つけたんです。
–なるほど、申し込んですぐに仕事開始でしたか?
いえ、募集しているのが、その仕事を請け負っている派遣会社でしたので、まずは、その派遣会社に登録をし、面接を受けてからの仕事でした。ちなみに、この他の仕事もこの派遣会社経由で紹介してもらいました。
–あっ、現地に派遣会社があるのですね。対応は英語なのですか?
ロンドン五輪マスコットの「ウェンロック」
いえ、派遣会社自体は日系ですので、日本人向けの案内係がいて日本語でしたよ。
–なるほど!例えばなのですが、今からワーホリで行く人が「イギリスで働きたい。」と思ったら、実際に働くまでどういう流れで進みますか?
私の場合は、オリンピックのバイトを請け負っているのがその会社だったので「この仕事がしたいから、派遣会社に登録する」という流れだったのですが、通常の派遣会社に登録してから仕事するまでの流れは
・派遣会社に登録
・面接
で、個人の要望や能力に合わせて仕事が紹介される感じだと思います。派遣会社に登録する前に、会社に送るメールでCV(英文の履歴書)も添付するありますので、その準備が最初だと思います。
■英文履歴書(CV)の書き方は?
ロンドンオリンピック中のタワーブリッジ。
–CVは英語で書くのですか?
私は英語と日本語と両方用意しましたよ。日本語は日本の履歴書のフォーマットで書けるのですが、英語のCVはルールがないので、mixbにあるテンプレートを使って書きました。
–なるほど!テンプレがあるのですね!ちなみにCVには何を書くのですか?当時は大学生って事は職歴はないですよね?
はい、ですよね(笑)
なので、私は職歴として「日本でのアルバイト経験」を書きました。一応、最初は語学学校にも通っていたので、自分で書いたものを学校で先生に添削してもらい完成させました。
–そっか!アルバイト経験でも大丈夫なのですね!面接ではどのような事を?
当時の事ですので、細かい内容までは覚えていないですが、特に日本と大きく違うほど特別な事を聞かれはしませんでした。ただ、イギリスで働くので英語力チェックがありました。
–英語力チェックはどのようなものが?
私の時は筆記試験のような記述のものと、ネイティブの人との会話がありました。
–ネイティブとの会話、少しハードル高そうですね。。例えばなのですが、あまり英語力に自信がないとして「派遣会社の面接対策をしてくれ!」と語学学校の先生に頼んだらそういうのはありなのですかね?
それ、いい作戦かもですね!
語学学校にもよると思うのですが、基本的に私が感じたのは「先生をどんどん活用するのが大事!」という事だったので、全然ありだと思います!私もCVが語学学校の先生に見てもらいました!
–おぉ、そうなのですね!次は千菜美さんがした仕事について聞かせてください!
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