美容師として過ごしたオーストラリアワーホリ生活!(佐野隼人さん)
|オーストラリアでワーキングホリデーをしていた美容師、佐野隼人さん
■今回、取材させていただいた留学PERSON
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、佐野隼人さん(さのはやと、以下、佐野さん)です。佐野さんは、オーストラリアのシドニーでワーキングホリデー(以下、ワーホリ)をされていた美容師さん。
30歳の時に「海外で生活してみたい」という夢を叶えるために、ワーホリでの渡豪を決意。現地では、語学学校に通われた後に、美容室に勤務。アシスタントからスタートし、最終的にトップスタイリストとして活躍されました。
1年のワーホリで、海外でトップスタイリスト、そして外国人のお客さんから「お前はそんなに英語がしゃべれるのか!?」と言われるまでになった佐野さんですが、渡豪当初は、全く英語力が伸びず大苦戦。そして、仕事も「アシスタントからのスタートで髪を切らせてもらえない」など、とても苦労されたそうです。
今回は、そんな佐野さんのサクセスストーリーを、スタートからゴールまで1年間余すところなくご紹介します!
■「ここで行かないともうワーホリ使えないんだなぁ。」30歳でギリホリを決意!
佐野さんが働いていたシドニーの美容室
–佐野さん、本日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!
–まず、佐野さんの海外経験について教えてください。
30歳の時にワーホリでオーストラリアのシドニーに行って、語学学校に通った後に美容師として働いていました。いわゆるギリホリというやつです。
※ギリホリとは?:ワーキングホリデービザに申込ができるギリギリの年齢(30歳)でビザ申請をする事。
–オーストラリアに行こうと思われた理由はなんだったのでしょうか?
はい、30歳という年齢が近づいて、「ここで行かないともうワーホリ使えないんだなぁ。。」という気持ちが強くなって決心しました。
–もともと、ワーホリに興味があったのですか?
語学学校のオリエンテーションで友人たちと行った水族館
もともと「海外に行ってみたい、生活してみたい!」と言う気持ちは前からずっとあったのでワーホリには興味はありました。
でも、勤めてたお店の事があったので「辞めて良いのかなぁ?」「お客さんにも迷惑はかからないだろうか?」という葛藤があって、なかなか踏み出せなくて。
だけど、「ワーホリ行ける間に行きたい!」と思って、ギリギリまで追い詰められて決断しました。自分の中で、心配よりも海外に対する憧れが勝ちました。
–ちなみにそれまで留学経験や長期の海外生活などはした事はあったのでしょうか?
シドニーの職場の同僚たちと
もともと旅行が好きなので東南アジアとかはよく行っていたのですが、海外で生活した事はありませんでした。ですので、今回が初めてでした。
–初めての海外生活で、行く前に何か不安な事はありましたか?
やはり、言葉の事がすごく不安でした。
英語の勉強は高校でストップしていて、会話できる気がしていなかったので「大丈夫かな、俺。友達できるのかなぁ。。コミュニケーションとか取れるのかなぁ。。。」とかそういう不安はありました。実際、最初はこの不安が的中しちゃって苦労しちゃいました(笑)
でも、お店辞めちゃったので、「いまさら引き下がれないよなぁ。これでやっぱりやめましたとか格好悪くて言えないし。。」という気持ちで、もう自分の中で行かないという選択肢はありませんでした(汗)