『「あなたの夢はなに?」が私の可能性を広げてくれました(カーン星さん)』
|■今回、取材させていただいた留学Person
留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回、取材さえていただいた留学Personは、中学時代にイギリスで約3週間のサマースクールに参加されたカーン星(ひかる)さん。
星さんは、バングラデシュと日本のハーフで現在は大学入学前の高校生。彼女の最大の魅力は「途上国と日本との架け橋になりたい」という大きな夢があること。
インタビュー中もはっきりと自分の夢を話してくれ、星さんの言葉は人の背中を押してくれます。そのように強く自分の夢を伝えられるようになったのも家族で滞在したもう一つの祖国バングラデシュでの経験に加え、イギリスのサマーキャンプでのインターナショナルな出会いがきっかけ。
日本でも海外でも次々に自分の意見を伝え、挑戦していく星さんを紹介します。
■小学生の頃から憧れだったイギリスのサマースクールで「自分の考えを伝えること」を学びました。
–星(ひかる)さん、こんにちは。今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
–星さんは今高校何年生ですか?
高校3年生です。
–これから受験なのですね。星さんは今までどんな国に行かれたことがあるのですか?
スリランカ、韓国、インドネシア、バングラデシュ、マレーシア、イギリスです。
–色々な国に行ったことがあるのですね。その中で特に印象に残っているの国はありますか?
バングラデシュとイギリスです。
–東南アジアとヨーロッパ。発展途上国と先進国。対象的ですね。
それぞれどんな印象なのですか?
バングラディシュは、私の父がバングラデシュ出身で、中学1年生の時に家族で行ったことがあります。その時あまりにも日本とは違う臭いとか信号がほとんど機能していなくて町が常に渋滞している様子を見て印象的でした。早く帰りたいとも思ったのですが帰国直前に私のそれまでの考え方を変える気づきがありました。
–その星さんに大きく影響を与えたお話、興味深いですね!後ほどぜひ聞かせてください。もう一つの印象的な国、イギリスはどうして印象的なのですか?
イギリスは、中学3年生の時に行ったのですが他の国から来ている同年代の子が、「こんなに自分の意見をしっかり持っているのか!!!」ということに驚きました。
–海外で他の国の同年代の子と過ごすと刺激を受けそうですね。星さんも自分をしっかり持っていますが、海外での経験が大きいのですね。
そういえば英語は話せたのですか?
→【次ページ2/3】「言いたい事は言おう!」と学んだイギリスでのサマースクール