『「あなたの夢はなに？」が私の可能性を広げてくれました（カーン星さん）』

サマースクールでインターナショナルな出会い。

■言いたいことは言おう、やりたいことはやろうと海外の友達から学んだサマースクール。

 

–イギリスのサマースクールにはどうやって参加したのですか？

私は昨年まで福岡県にいたのですが、福岡県が主催で中学生高校生を対象に、「海外に羽ばたくリーダーを育成しよう」というプログラムを実施していて、サマースクール参加者を毎年募集していて、私も中学３年生の時にそのプログラムに参加して、イギリスに行きました。中学２年生から応募できたのですが、2年生の時は申し込むタイミングを逃してしまって。。。。だから念願のイギリスでした！

 

星さんがサマースクールに行くきっかけになったプログラム「アンビシャスの翼」http://ambitious.pref.fukuoka.jp/work/wing/index.html

 

–そうなのですね。県が主催で学生を海外に飛び立つ後押しをする制度があるのですね。

大体何人くらいのメンバーが参加するのですか？

私が参加した時は15人くらいでした。中学生は私を入れて２人だけで、他のメンバーは高校生でした。でも一緒にサマースクールに行ったことで年齢関係なく友達になれました。今私は高校生なので、その時高校生だった人は大学生になっていて、今も相談に乗ってくれる素敵な仲間です。

 

–幅広い年齢層の人と触れ合うきっかけもなったのですね。

イギリスのサマースクールではどんな風に過ごしていたのですか？

カヌーに乗ったり、毎日外でのアクティビティがたくさんでした。

サマースクールではたくさんのアクティビティを体験。

 

■英語がうまく話せない…。習うより慣れろ！

–教室で教科書を開いてがっつり勉強するような日々ではなく外で身体を動かす方がメインだったのですね。帰りたくなったりしなかったですか？

毎日充実しすぎてホームシックにはならなかったのですが、「ああ～英語もうまく話せないし、ダメだな」と落ち込んでいました。でも、一緒のグループにいたみんなも「頑張ろう！」としているのを見て、つたない英語でしたが、話そう話そうと努力しました。

 

–英語が話せないけどそれでも交流しようとする姿勢は素敵ですね！グループというのは日本人以外にも他の国の子と一緒になるのですか？

はい。日本人２，３人、他の国からの生徒が４人くらいで夜も同じロッジに泊まっていました。

 

–楽しそうですね！

みんなそれぞれに髪の色も全然違うし、フランス語、ロシア語も飛び交っていたし、色んな言語、文化に囲まれていて、楽しかったです。何より他の国の子の考え方がすごくて。

 

■はじめまして。の次は「あなたの夢は何？」と聞かれて…

 

–他の国から来ていた同年代の子は、どういう考え方だったのですか？

まず最初に「Hello~.Nice to meet you.（こんにちは。はじめまして。）」と挨拶を最初はしますよね。自己紹介くらいは私も答えることができたのですが、その後すぐに、「ねえねえ、あなたの夢は何？」と聞かれて、「え！えーと、えーと、、、夢？！」としどろもどろになってしまいました。

 

–いきなり夢を聞くとは！日本の中ではあまりないやり取りですよね。それに、夢を英語で話すって緊張しますよね。それで、どう答えたのですか？

 

その時は突然すぎて答えられなかったです。夢は何かという答えが用意できていなかったですね。英語の問題だけでなくて、他の国の同年代の子たちを見ていたら“言いたいことははっきりと言って伝えていて、やりたいことをやっていて”、それを見たら「絶対こんな風になろう」と思いました。

 

–すごいですね、私も見習います！！

最初は本当に他の国からサマースクールにきた子たちに圧倒されていましたが、最後は「I Love you」とみんな抱き合って別れなくなかったです。

 

–いい経験をされましたね。そんな良い刺激を与えてくれた海外の友人とは帰国した今でも連絡は取るのですか？

はい。クリスマスにはクリスマスカードを送ったり、Facebookで繋がっています。

 

–それではもう一つの星さんにとって印象深い国、バングラデシュでのことや今感じていることを教えてください。

 

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