僕がインドネシアの大学院に留学した理由(谷岡浩紀さん)
|谷岡さんが住んでいる寮
■たった1万5000円で留学生でもお手伝いさん付きの生活!バンドンの物価とは!?
–生活面の事ももう少し聞かせていただいてから、後編の学校での様子の事を聞かせていただきたいのですが、バンドンの物価はどれくらいなのですか?
バンドンで食べれるナシゴレン。コーラ付きで16,000ルピア(約150円)
物価はすごい安いです。だいたい日本の3分の1くらいかなぁと。安いところだと1回100〜200円くらいで外食できたり、コカコーラのペットボトル500ミリが40円くらいだったりします。
–家賃とかは?
今住んでいる所はバンドンでは結構いい場所にあるアパートなのですが、それでも敷金礼金もなしで一ヶ月15,000円くらいで、お手伝いさん付きなんです!
–えっ、お手伝いさんまで!留学と言えば節約生活、質素暮らしなイメージがあるのですが、途上国だと全く逆なんですね!
はい、めっちゃ恵まれていると思います。
インドネシアに戻ったら引っ越すんですけど、今住んでいる所は、大体10戸くらいアパートなのですが、そこにお手伝いさん用の部屋があって、部屋の掃除や洗濯とかしてくれます。あとは食事したお皿を置いといたら全部洗ってくれたり、困ったことがあったら相談して、すっごい積極的に解決してくれるのですごく助かってます。
–途上国に留学するといい暮らしができるって思います?
そうですね、住居も不便ないですし、食べ物もあるし不自由ないと感じています。だいたい1ヶ月4万円くらいで生活してるのですが、思ったより発展していてテレビとかパソコンとかも普通に買えますし。バンドンは生活するにはいい所だと思います。
–インドネシア食事はどのようなものなんですか?
インドネシアの人気料理アヤムバカール(焼き鳥)
バンドンは、日本と違いイスラム教ですので、豚肉はなく、チキンがメインです。後、アルコール類もありません。外食だとチャーハンみたいなやつでナシゴレンとか有名です。
大学の学食でも、中華系の人がいるので中華料理っぽいのもあるんですけど、インドネシア料理のくくりでメニュー入りしているので、基本的にローカル料理メインです。
–学食で、お気に入りのメニューは?
バンドン工科大学の学食
僕はチキンライスがお気に入りです。蒸した鶏に辛いソースをつけてご飯と一緒に食べるみたいなやつです。後は、焼いたチキン。チキンスープも美味しいのでよく食べてます。
–本当にチキンだらけですね(笑)チキン以外は魚とかないんですか?
ヤギの照り焼き
いや、チキン料理以外も、魚料理とかビーフンとか色々とあるのですが、やはりどれも洗練されていない感じです。僕はチキン料理が特に好きです。
レシピも多いですし、チキンが好きな人にはおすすめです。
–意外な話が聞けて興味がわいてきました!ちなみに日本食は手に入りますか?
輸入食品店みたいなお店があるので、一応手には入るのですが日本の倍くらいするので、買わず現地食中心です。
でも、日本米っぽいのはそこまで高くなく手に入るので、鍋で炊いて食べる事ができます。マヨネーズとかソースとか手に入るとすごくありがたいです!
–谷岡さんのお話を伺っていると、バンドンの事がすごく好きだという事が伝わってきました。やはり、留学してよかったと思いますか?
はい、それはすごく感じます、インドネシアという国やバンドンの街も好きですし、後編でお話したいと思っているのですが、途上国に留学したおかげで、「自分にしかできない事」もいっぱい得られて、それが今の活動につながっています。
–おぉ、そのお話、気になります!では、次回は留学の一番肝となる部分、大学院での事や、留学したおかげで得た事などについて聞かせてくださいね!
次回は、谷岡さんの大学での授業の様子、途上国に留学したおかげで得られた事、そして谷岡さんの夢についてお届けします!配信は明日9月5日(土)の17時です!
【2015年9月5日追記】
後編記事配信開始しました!