僕がインドネシアの大学院に留学した理由(谷岡浩紀さん)
|インドネシア、バンドン工科大学に留学中の谷岡ひろきさん
■今回、取材させていただいた留学PERSON
留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回、取材させていただいた留学Personは、現在インドネシアで大学院に留学中の谷岡浩紀さん(たにおかひろき、以下、谷岡さん)です。谷岡さんは、日本の大学を卒業後、2014年9月よりインドネシアで航空工学の修士号を取るためにバンドン工科大学に留学中の大学院2年生です。
「途上国に留学するってどんな感じなんだろう?」
と思われている読者の方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、日本に一時帰国中の谷岡さんから、途上国に留学する魅力や生活などについて伺ってきました!
前編では、「インドネシアに留学した理由」「バンドンとはどのような所か」から、「現地での生活」そして「現地に感じた事」などについてお届けします。きっかけは、大学受験時代の世界史の教科書でした!
■人と違う事をするのが好きなので、インドネシアに留学しました。
大学院で日本について発表した時の写真
–谷岡さん、本日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
–まず谷岡さんがしている留学について聞かせてください。
谷岡さんが留学されているバンドン工科大学のキャンパス
はい、2014年の8月から、インドネシアのバンドンにあるバンドン工科大学の大学院に正規留学して、航空工学を専攻しています。
–先進国に留学しようとは思わなかったんですか?
一応、考えたのですが、僕は、「人と違った事をするのが好き」なので、先進国にはしませんでした。アメリカとかは、将来的に仕事で行ければいいかなぁとも思っていたので。
–航空工学とは!?
谷岡さんの研究室にある飛行機
あんまり、マニアックな話にならない方がいいですよね(笑)
–はい、お気づかいありがとうございます。本題は「途上国に留学ってどんな感じなの!?」ですので助かります!
大学の共有スペース
はい、わかりました!
簡単に言うと「飛行機を作るためのエンジニアリングの勉強」です。流体力学について学んでいます。個人的な研究はもっと専門的なのですが、向こうでは研修室に所属して、指導教員のインドネシア人の先生の下で実験をしたりなどをしています。
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