「僕にしかできない事ができる事」が途上国に留学するメリットだと思います。(谷岡浩紀さんVol_2)

 

谷岡さんが開催したインドネシアPerfumeオフ会

谷岡さんがインドネシアで開催したオフ会の様子

 

■クラスメイトは、インドネシア人やベトナム人。みんなでカフェに行ったりサッカーをしたりしています。

 

–次は授業以外の事も少し聞かせてください。クラスメイトはどのような国籍の人がいますか?

 

クラスメイトは同世代のインドネシア人が多いです。つまり、僕と同じ23歳くらいのインドネシアの大学を卒業した人が中心です。

他にはベトナム人が多くて、後はミャンマー、カンボジア、ラオス、そういった国から正規留学で来ている人が多いです。交換留学だとチェコとか、あとはオランダとかからも結構な人数が来ています。

 

–つまり、インドネシア人の中に留学生が何人か混じっているイメージでしょうか?

学食の風景

学食の風景

 

はい、そのイメージに近いと思います。

 

–普段はどんな人と一緒にいますか??

 

普段はベトナム人やチェコ人の友達とよくいます。うちの研究室は、指導教員の先生が英語ペラペラで、たくさん留学生を受け入れてるので、比較的インターナショナルだと思います。

寮には、12人中9人がチェコ人だった事もありました(笑)

 

–意外にヨーロッパの友達もできたりするんですね。友達とは遊びに行ったりするんですか?

バンドンのカフェ

 バンドンのカフェ

 

はい、しますよ。バンドンは、あまり娯楽がないので、みんなでカフェとかに行って話したりするのがメインですけど。

 

–あっ、あまり遊ぶ所ないんですね。

 

はい、あまりないです。イスラム教の国なので、お酒もないですし。

でも、みんなおしゃべりがすごく好きなので、カフェとかレストラン行ってただ話しているだけで何時間も一緒にいるとかして楽しかったりしますよ。おしゃべりというわけではないのですが、僕自身がオフ会を開催したりもしました。あっ、後スポーツがちょっとあります。

 

–インドネシアってどんなスポーツが人気なんですか?

 

サッカーです!現地の人はすごいサッカーが好きで、街でやっていたりすると、自分も混ぜてもらったり。インドネシア人とかベトナム人とかすごい当たりが強いんですよ。フィジカルが強すぎて、思ってるサッカーと違うなって。

後はテニスしたり、ジョギングしたりもしてます。

 

–当たりが強いって、ヨーロッパのサッカーみたいですね(笑)

 

 

■「僕にしかできない事ができる事」が途上国に留学するメリットだと思います。

 

取材後の谷岡さん

取材後の谷岡さん(2日後にインドネシアに帰国されました。)

 

–では、最後に途上国留学をしてみて谷岡さんが「ここはよかったなぁ」と思う事を教えてください。

 

インドネシアやバンドンに限らないのですが「他の人ができないようなことができる事」つまり「僕にしかできない事ができる事」が最大の魅力だし、メリットだと思います。

 

–どのような時にそう感じましたか?

 

例えば、僕のようにバンドンに留学する人はかなり少数派なので、それだけで興味を持ってもらえて、有名なブロガーさんにお会いできたり、「バンドン工科大学の人を紹介して欲しい」という日本の企業との繋ぎ役になれたりなど、色んな場面でそう感じます。

 

–そうか、やっている人が少ない事をやっているだけで自分に付加価値がつくんですね!

はい、まさにそうだと感じています。自分は「人と同じ事をする」のが好きではないのがよかったです。

 

–やはり、インドネシアは好きですか?

インドネシア自体は好きですよ。でも、インドネシア人、結構適当で、「全然働いてくれない」とかよく聞くので、仕事しはじめると違うのかなぁとは思うんですけど(笑)

 

–そういえば、谷岡さん、ご自身で結構本格的なインドネシアブログをやられていますよね?あれは何のためにやられているんですか?

谷岡さんのブログ

谷岡さんのブログ

 

はい、「銀の翼で飛べ 【インドネシアで大学院留学中】 」というブログをしています。

最初は、「自分の中で考えている事を発信していきたいなぁ」という独り言程度の間隔でした。でも、Twitterのフォロワーさんとかも増えていくうちに、だんだん読んでいる人を意識するようになってきて「こういう情報って役立つかなぁ?」とか思うようになって、色々な情報を発信するようになりました。

今は、日本にいる日本人に「インドネシアにいるとこういう事あるんだよ。」というのを伝えるために発信しています。

 

 

–確かに、途上国留学の情報ってあまりないですからね、それすごくいいと思います!最後に谷岡さんが将来やりたい事を教えてください?

 

色々とあるのですが、今のところ「日本企業がインドネシアに進出するためのサポート」はおもしろそうだなぁと感じています。

例えば、「日本の商品をインドネシアに展開したい!」という情熱を持った人のサポートとかです。その他にも色々なチャンスがありそうなので、その時にフレキシブルに活躍できる人でありたいなぁと思っています。

 

–インドネシアに留学した事で、今後もすごく可能性が広がってきそうですね!谷岡さん、ありがとうございました!これからの活躍も期待しています!

 

 
 
榎本 晋作
28歳の時にワーキングホリデーでイギリスに。ロンドンでは留学エージェントの立ち上げを経験。在英中に立ち上げた自身のブログは日本ブログ村PV(アクセス)ランキング1位。帰国後『イギリス・ワーホリ留学ガイドブック』を電子書籍にて出版し、Amazon海外留学対策ランキング1位を獲得。高3時点での英語の偏差値は32。(今でも苦手です。)