メキシコでスペイン語を学ぶ留学!僕は人と違う経験がしたかったです!(柳沢操さん)
|文化のメッカと言われるメキシコのグアナフアトの「セルバンテス祭」。演劇などの他にワークショップや展示会なども行われてにぎやかだったそうです。
■メキシコ留学初日は何をするのか?
–メキシコに行って1日目から学校だったのですか?
いえ、到着してから語学学校が始まるまで2〜3日くらいありました。なので、まずは街を散策する所からスタートでした。
–学校が始まるまでの滞在先はどうされていたのですか?
メキシコシティのマーケット。スペイン語でメルカドと言うそうです。
最初はホームステイ先が決まっていなかったので、1週間はホテルに泊まっていました。
今から考えれば、ユースホステルなど安い所に泊まった方がよかったのかもしれないのですが、出発前は「メキシコ超怖い。。」と思っていたので、「セキュリティーがちゃんとしてるところに泊まりたい!」と思いまして。
–確かに。メキシコじゃなくてもそう思ってしまいそうです。最初からホームステイ先が決まって出発されたのではないのですね。
はい、語学学校の登録会の日があって、その後にホームステイ先を斡旋してもらえる事になっていたので、最初は決まっていませんでした。
–なるほど。そういえば、お金はどうやって持っていたのですか?
メキシコ留学後に行ったロンドンのシティバンク
シティバンクです。たくさん現金を持ち歩くと危ないので、日本で作ったシティバンクの口座で現金を下ろして使っていました。
–ATMで?
はい、ATMです。下ろす時に、日本で入れておいた日本円を自動で現地通貨のメキシコペソに変えてくれるんですよ。
ちなみに後でお話しますけど、メキシコの後にロンドンとニューヨークにも行く事になって、そこでもドルやポンドをシティバンクの口座で下ろしていました。
–噂には聞いていたのですが、シティバンクって本当に世界対応なのですね!
■メキシコシティはどんな街?
メキシコ人と韓国人の友だちと
–語学学校の話を聞かせていただく前に、メキシコの事について聞かせてください。柳澤さんの感じたメキシコはどのような国でした?
僕がメキシコをすごく魅力的に感じた点は「人」でした。
メキシコの人のコミュニケーションは日本人とはとても違うんですよ!初対面の人でも明るく話しかけてくれましたし、「お前との結びつきを大事にしたいぜ」というのをすごく強く感じました。
–なるほど、ラテン系だけあって親しみやすい特徴なのですね。
みんなでメキシコの格闘技「ルチャリブレ」を観に行った時の写真
はい、あまり壁を作らないので、「ウエルカム」な感じでした!地元のコミュニティにも積極的に入れてくれましたし。よく行ってた屋台のタコス屋でも、店員さんたちと仲良く会話できたりして、そうやって人と触れ合っているのがすごく楽しかったです!
あと、僕に話しかけてくれる人は日本に興味がある人が多かったので、日本の事をみんなで話す事も多かったです。
–「みんなで楽しくテキーラ飲むぜ!」みたいな?
いや、それはやめた方がいいと思います。
–えっ、というと?
メキシコシティの街並
やはり、よく言われているようにメキシコの治安はそこまでよくないので。僕も実際に体験してみて、「街中で酔っぱらっている姿を見せる」というのは控えた方がよいと思いました。
–そうなんですね。それでもメキシコが好きなのですか?
はい、すごく楽しかったですし、フレンドリーな人たちは僕にとっては魅力的でした!
後、治安に関してはメキシコに限った事ではないと感じます。この後に行ったアメリカやイギリスでも、基本的に海外では「自分の身は自分で守る」という危機意識が重要だと感じました。
–なるほど、日本との違いを強く感じるお話ですね。ちなみに食事は何を食べていたのですか?
食堂ではタコスが買える。
基本はタコスでした。後は肉料理でミラネーサや、チラキレスというのもあって、おいしかったですよ。
–お肉多いですね。
メキシコ料理、チキラレス。
そうですね。タコスも中は肉ですし。場所によると思うのですが、メキシコシティーでは、肉が多かったです。
–なるほど、人や食事の魅力は実際に行ったからこそ感じられる事ですよね〜。ちなみに日本米はありましたか?
日本米は一応、日本食のコンビニがあるので、そこで食べていました。後、お米自体は現地のお米があったので、たまにそれも食べていましたよ。
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