私がイギリスの語学学校で学んだ事(熊木萌恵さんのロンドン留学)
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■ディスカッションはテーマやトピックごとに色々な意見が聞けておもしろかったです。
–では、次に今日の本題、語学学校の事について聞かせてください。9ヶ月間、どういうコースでどのような事を学ばれていたのですか?
主に午前中に一般英語(General English)を取って、午後に週1回IELTS(アイエルツ)のクラスを受講していました。その後、少しレベルアップしたくなり最後ので2ヶ月で、ビジネス英語のクラスを受講しました。
*IELTSとは:留学や海外移住などのために英語力を証明するためのテスト。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会
–General English(ジェネラルイングリッシュ)のクラスレベルはどこからスタートでしたか?
最初はIntermediate(5段階中真ん中のクラス)でした。一応真ん中のクラスだったのですが、実は、私の最初の英語力では、自分がどのクラスにいるかもわかっていませんでした(笑)
–なるほど、ジェネラルイングリッシュからスタートして、幅広く勉強した感じですね。ところでざっくりどんな感じの授業があるんですか?
授業は、基本的にはスピーキング、ライティング、ディスカッションなど英語学習に必要な事が全般的に網羅されている感じで、私の学校はスピーキングが多かったです。
–スピーキングというと、どういう事をするんですか?
クラスはこんなににぎやか♪
例えば、先生からテーマが与えられて、それについてディスカッションする感じのものです。クラスメイトでグループを作って2〜4人くらいでそのテーマに対し意見とかを言い合います。
語学学校には色んな国籍の生徒がいるじゃないですか。だから、国によって考え方も若干違ったりして、それについて意見すると、話が広がったり深まったりしておもしろかったです。
–まさに国際交流ですね!テーマは、どのようなものがありましたか?
例えば、電車、食文化、保険の事とか、後は少子高齢化の事。お金に関する話題も結構多かった気がします。上のクラスになればなるほど、話題も少し複雑なのが出てきました。
–結構、クラスが上がると難しい話題が多くなるんですね。最初のクラスではどのような話題が多かったですか?
テムズ川から見えるタワーブリッジ
最初のクラスでは、マナーとか日常生活の事が多かったです。
例えば、空港でチェックインする時に、列を作るためにロープが張られてたりするじゃないですか。では、「人がほとんど並んでいない時にどうするか?」と。
「イギリス人はそのままロープに沿って進む人が多いけど、ロープを無視して他の国の人は横から入る人が多いよねぇ。」
「まぁ、日本人はロープ通り進むけど、全員が全員そういうわけではないよ。」
のような意見を出して、
「勝手なイメージだけど、あなたは並ばなさそうだよねぇ(笑)」
のようにちょっと話を膨らませていく感じで進んでいきます。テーマやトピックごとに色々な意見が聞けておもしろかったです。
–話題に関する知識がないと話せない感じもするのですが、大丈夫でしたか?
知識がなかった時は、わからなくても「これについてはよくわからないんだけど、友達とかはこう言ってて、日本ではこういうのを知るチャンスはあんまりないんだよねぇ。」のように意見を出せたりして話を進めていく感じでした。ですので、必ずしも知識がないと全然発言できないというわけではありません。
ただ、英語力の問題で「これって、英語でどういう風に言うんだろう?」とかそういうのも結構迷ったりして、最初は単語ばっかりになってしまったりしてました。でも、そういう時は先生が助けてくれるのが学校のいい所かなぁと。とにかく、「とりあえずしゃべる」という姿勢が大事だと思いました。
私の場合は、そうしているうちに、「最初は単語しか喋れなかったのに、文章になってるじゃん!」「おっ、ちゃんとBecause言えてるじゃん!」という実感が得られて英語力が伸びていきました。
–ちなみにそもそもの問題なのですが、「日本人ってディスカッションで発言できない」って言われるじゃないですか。その辺は大丈夫でしたか?
学校のそばには公園があります。
はい、確に日本人はどんな国の人からもシャイに思われていました。でも、それは学校側もわかっているので、先生も「○○さんはどう思う?」みたいな感じで気を遣ってくれてくれてたりします。
ただ、私は、そういうタイプではなく自分からしゃべってたので、「萌恵はちょっと違うのね」って言われてたんですけど(笑)
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