1ヶ月の短期韓国語留学を2度経験!ソウル留学の魅力とは!?(松田成美さん)
|大学時代に2度韓国のソウルに韓国語留学されていた松田成美さん。
■今回、取材させていただいた留学Person
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、現在、自動車関係の商社で働かれている松田成美さん(まつだなるみ、以下、成美さん)です。
成美さんは、2011年の大学2年生の夏、そして2013年の卒業前に、それぞれ1ヶ月間ずつ、韓国のソウルに韓国語を学ぶために留学をされていました。
日本からほど近く。飛行機で2〜3時間程度で到着する韓国の首都ソウル。旅行先としても人気の街ですが、みなさん留学先として考えてみた事はありますか?
「短期の留学でどれくらい韓国語できるようになるの?」
「そもそも、勉強する意味はあるのかな?」
「英語圏との留学とどう違うの?」
などなど、留学先として考えた場合、多くの疑問があると思います。
そこで、そのような疑問を解消すべく、今回は、成美さんに韓国に留学する前から、留学中、そして留学後の事までインタビューしてきました!「近場に留学するとメリット」とは何なのでしょうか!?
■実はコスパがいい?1ヶ月総額18万円で行けてしまった韓国留学!
留学していた延世(ヨンセ)大学の語学学校の修了式。
–成美さん、本日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!
–まず、成美さんの留学経験について教えてください。
はい、2011年の大学2年生の夏休みに、1ヶ月、韓国のソウルに語学留学をしていました。
–語学留学で学んでいたのは、韓国語?
はい、ホームステイをしながら、語学学校で韓国語を学んでいました。後、大学4年の2月にも1ヶ月間、もう一度ソウルに留学しているので、計2回留学を経験しました。
–あまり留学先というイメージはないのですが、なぜ韓国に留学を?
ホームステイしていた家の近くの風景。
きっかけは本当に偶然でした。
大学で所属していた「インカレサークル(複数の大学が合同で作るサークル)」の合宿に参加していたんですね。そこで、韓国人留学生のグループが当時流行っていた「少女時代」というアイドルグループのダンスを踊っていたんですよ。
その時に「なんだこれは!」と思って、それからK-POPの動画をよく見るようになって、だんだん韓国に興味を持つようになりました。
–なるほど。きっかけは、K-POPだったのですね!
はい。その後に、韓国旅行に行く機会があって、それが初めての韓国でした。
–あっ、留学前に、韓国には一度行ってたんですね。
ソウルの歴史的建造物「キョンボックン」手前の門「カンファムン」。
はい、ただ、その時は韓国語の勉強は全くしていませんでした。
なので、旅行中に、現地の韓国人と一緒になる機会があったんですけど、「しゃべれない」どころか「何を言っているかも全くわからない」という状態でした。
–勉強しなかったら、普通、わかりませんよね(汗)
はい。そうですよね。
でも、当時は、その事がすごく悔しくて。だから、帰国してすぐに本を買って、韓国語の勉強を始めました。それで、少し勉強しているうちに「あっ、これは多分行った方が早い!」と思って留学を決めた感じです。
–悔しさがきっかけで留学を決めてしまうなんて、すごい積極性ですね!
教会にて。外見とが違い、中はすごくハイテクで大型のモニターがあり、聖書の番号や賛美歌の歌詞が表示されていたそうです。
もちろん、「韓国に留学に行きたい!」という気持ちもあったのですが、その他にも費用が安かったというのも理由にはありました。
–韓国留学って、安いのですか?
はい、他の英語圏に比べたら安いと思います。私の場合、最初の留学は1ヶ月間で、渡航費、生活費、学費、ホームステイ費用なども含めて、24万円くらいでした。外食とか外で使った分などもあっての30万円ほどになってしまったのですが、もう少し安くいけると思います。
–生活費や学費なども含めて1ヶ月24万円であれば、ヨーロッパとかより安いですね!
ただ、これはエージェントを利用した時の金額でした。2回目に行った時はもっと安かったです。同じくらいの期間で同じ学校に行ったんですけど、総額18万円で済みました。
–えっ、そんなに違うんですか!
ホストファミリーからのお誘いで親戚の結婚式に参加。
はい。結果的には10万円くらい安くできました。
ただ、これはラッキーもあったかもしれません。実はその時、格安航空(LCC)がキャンペーンをやっていたので、「渡航費が往復1万円」で済んだのと、家賃がホームステイではなく「現地の人の家に交渉したので4万円で済んだ」というのが大きかったです。
外食や外で使うお金を除いたら13万円程度でしたので、節約すればかなり安くいけると思います。
–なるほど、様々な技を駆使すると東京で生活するよりも安くできるかもですね!
かもしれませんですね(笑)。
2回目の留学のときは、ソウルにも慣れていたので、SNS(mixi)を使って、日本人の女性と旦那さんが韓国人の家に泊まるのような冒険ができたのが大きな節約につながりました。
–ちなみに、1回目の時に使うエージェントを決めたポイントなどはありましたか?
最終的には、ホームステイを斡旋してくれる所に決めたのですが、エージェントを使うのであれば、何個か回って見積もりもらった方がいいかもしれません。
全然値段が違ったのを見てびっくりしちゃいました。
–同じ行き先なのに、値段が違うんですね(汗)。ホームステイ以外だとどんな滞在方法がありましたか?
留学中にできた友達たちと。
ホームステイ以外の場合は「学校が提携している寮」、もしくは「1人暮らしできる家」を紹介してもらえる方法がありました。
私は、「家族みたいな人ができたら、(韓国語を)話す機会も多くなるだろうなぁ。」と思ったのでホームステイにしたのですが、他の人は寮や1人暮らしがほとんどでした。
–確かに、短期の留学で1人暮らしだともったいないかもしれませんよね。学校はどのような所に行かれたのですか?
私は「延世大学(ヨンセだいがく)」の語学学校に通っていました。
–大学に語学学校があるんですね。
ヨンセ大学の正門。
はい。大学の敷地内に「語学堂」と呼ばれる所があって、そこが語学学校になっているんです。ソウルでは、大学の中ではない「普通の語学学校」もあるのですが、私が調べた中では大学付属の語学学校も多かったです。
–校舎が違っても大学に通えるのって、なんか楽しいですね〜。延世大学を選んだ決め手はありましたか?
私は、エージェントから何校か紹介してもらった中から、インターネットの口コミとかを見て決めました。口コミは日本語で読めるのですが、「日本人以外の留学生も来ているか」や「クラスが少人数か」などを見ました。
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