恥ずかしがらず、“楽しみ”に変えてコミュニケーションを。(五十嵐亮介さん)
|シュノーケリングも体験。
■現地の大学生と話したことに感化されました。
–現地の人と話す機会はありましたか?
はい。現地の大学生と話すコミュニケーションタイムが講義の中にありました。
-コミュニケーションタイムでは、どんなことを話しましたか?
実はこれがこの短期留学中で一番心に残っていることなのですが、たまたま話した現地の中国人大学生で、中国語はもちろん英語、スペイン語も話せるように勉強していて、「将来、通訳になって、国と国を関係を繋ぐような役割を果たしたいんだ」という夢を語ってくれました。
–それがどうして一番印象に残った会話だったのですか?
同じような年齢の学生が、明確な目標を持ってこのハワイ大学で勉強をしていること、将来の夢がはっきりした夢があって、びっくりしました。それから私も「なんとなく」ではなくてしっかり夢を持ちたいと考えるようになりました。
夕方はビーチでゆっくり過ごす毎日。
–なるほど。大学の先生と話すのとはまた違って、同じ年齢層の方の影響は大きいですね。
■習うより慣れろ!
–学校の中で以外ではどうやって英語を身に付けられていたのですか?
学校のアクティビティで水族館に行ったのですが、その生き物の名前を英語で書くという課題がありました。課題をこなすために現地の人や観光に来ている人に英語で話しかけて聞きこみをしました。最初は恥ずかしいと思ったのですが、途中から「えい!間違った文法で話してもいいや、楽しく明るく話してみよう!」と心がけて話しかけるとみんな話を聞いてくれて、予想外に言いたいことが伝わっていました。
–勇気も必要ですが、「楽しく」話しかけてみるのは大切ですね。
はい。あとショッピングもすごく勉強になりました。英語を話したり聞いたりするので頭を回転させていました。私達はスマホを活用して「LINE 英会話」を辞書替わりに使っていました。伝えたいことがあるけど何て言っていいかわからない時に使っていました。
-LINE英会話ですか?でも使用するにはインターネットがないと使えないですよね?インターネットは持っていたのですか?
前回ロサンゼルスに行った時にWi-fiがないとすごく不便と痛感していたので、今回は空港に着いたらグローバルWi-fiを借りました。
先生と。ヒアリング力が伸びたと実感。
–グローバルWi-fiですか!ルーターを持ち歩くと街中のどこでも使えるので便利ですね。ちなみに費用は高くなかったですか?
私は同じ大学から一緒に短期プログラムに参加したメンバー4人でWi-fiをシェアをしたので1人2500円程で滞在中使用できました。
–今はどこでも誰でもスマホを使いますもんね。留学の形も時代に合わせて変わってきていますね。
■鼻歌を歌いながら接客する店員さん、笑顔が印象的です。
–とても短期期間な留学ですが、英語力は伸びたと実感されましたか?
英語はペラペラに話せるようになったとは思いませんが、先生が「書くより、耳から覚えよう!」というスタンスで教えてくれたのでリスニング力は上がったと思います。
あと、英語だけでなくてフラダンスの講義もあったので、現地の伝統文化に触れることができたのはよかったです。男子でももちろん楽しんで踊りましたよ。フラダンスは短期間でマスターして帰国前にお世話になった先生へサプライズで披露しました。
フラダンスの講義もあるのはハワイならでは!
–観光に行ったり自由時間も多かったと思いますが何か印象に残っていることはありますか?
ハワイは本当に言葉だけで表現しきれない、ゆったりとした時間が流れているのでビーチにいるだけでもよかったです。山や海も行き、たくさん自然に触れました。あと、現地の人の笑顔です!例えばレストランに入った時、注文を取る時にウェイトレスの方は鼻歌を歌っているんです(笑)。なんか楽しそうで。だから私もつい笑顔になれて、リラックスして英語での会話もトライすることができました。
–短い期間でも、Wi-fiルーターを使ってみたり、スマホアプリを活用してショッピングをしたり、バスに乗ってみたり、現地の文化に触れたり、ホームステイや語学学校に入らなくても新しく挑戦できることは多いのですね。「習うより慣れろ」というスタンスで街に出る大切さも知りました。ありがとうございました!