台湾での交換留学でつけた自信を次のチャレンジへ。(外山友香さん)
|留学していた国立政治大学の前で。
■言語交換に国際国流に毎日充実!
–いよいよ留学生活がスタートして、最初は中国語(北京語)に慣れなかったと思いますが困りませんでしたか?
中国語(北京語)は分からなかったですが、 “バディ”と言って“留学中の頼れるお姉さん”のような存在のお世話係りの人が街や大学を案内してくれました。現地での携帯電話の購入など手伝ってくれてとてもありがたかったです。
–“バディ”ですか。お世話係りの方がいるなんて安心ですね。その“バディ”は同じ大学の方なのですか?
はい、同じ大学の方です。「国際国流をしたい」と思っている学生が、ボランティアで留学生が来た時についてお世話をしてくれます。困ったことがあったらバディの方に相談していました。
–心強いですね!大学での授業は何を勉強していたのですか?
私は国立政治大学の商学院で授業を受けていたのですが、内容は経済学、投資学などを勉強していました。
授業中に使っていた教材や電子辞書。
–日本で勉強していても難しそうですね。
本当に難しくて、きつかったです。。。試験は3ヶ月に1回あるのですが、赤点でした。その時もバディの方に相談をして単位がとりやすい授業を教えてもらいました。
–試験もあるのですね!授業は何語ですか?
英語です。みんな英語ができて当たり前でびっくりしました。日本との違いを感じた部分の一つですね。
■半年しかない。だから1日も無駄にせずに過ごそうと思いました。
–平日はどのように過ごしていましたか?
大体、7時に起きて、グランドで走って、朝ごはんを買いに行って学校へ行っていました。
台湾の朝ごはんは台湾でしか食べられないようなものです。大根餅のような。グランドで走っていたのは太らないようにするためです(笑)。台湾のごはんはおいしくてついつい食べ過ぎてしまうので。
よく食べていた大根餅のような食べ物。
そして、授業は午前か午後しかなかったので、授業以外の半日は「言語交換」をしていました。夜は大体2時間勉強していました。
–「言語交換」とは何ですか?
同じ大学の学生が、お互い学びたい言語がマッチングすれば1~2時間言語を教え合うのです。
例えば、日本語を学びたい現地人大学生と、私のように日本語を話せて中国語(北京語)を学びたい人が時間を合わせてお茶をしたりしながら言語を学びました。色んな国の学生がグループページに参加していたのですが、現地大学生からは日本語は一番人気で日本語を学びたい人が多かったです。
平日はよく言語交換!
–なるほど。情報をうまくキャッチして交流の場を増やしていったのですね。中国語(北京語)は話せるようになりましたか?
大体2ヶ月くらいで中国語(北京語)に慣れました。大学に併設されている語学学校でも週に6時間学んでいたので。学生寮ではほとんど英語での会話が多かったですけどね。
同室だったアメリカ人留学生のジャッキーと。
–まさに英語も中国語(北京語)も両方を使っていたのですね。休みの日はどのように過ごしていたのですか?
国際交流に興味のある学生達が集まるサークルのような活動に積極的に参加しました。名前の通り、国際交流をしたい現地の大学生や他国から来ている留学生が学部や学年に関係なく交流していました。たくさんの方と友達になれて楽しかったです。
–現地でも友達ができて休みの日もアクティブに過ごされたのですね!観光に行ったりもしたのですか?
はい。国際交流の活動でも、友達同士でも海に行ったり、川下りをしたりしました。新幹線に乗って2時間程離れた台南などに遊びに行っていました。学校が台北なので台湾の中でも東京みたいな感じで都市だったので地方に行く機会もあってよかったです。
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