社会人におすすめ!休暇を利用して1週間のプチ留学@ケアンズ(島津彩さん)
|オーストラリアのケアンズに1週間留学されていた島津彩さん
■今回、取材させていただいた留学PERSON
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、社会人1年目に休暇を利用して1週間留学されていた島津彩さん(しまづあや、以下彩さん)です。
当時、アパレル系企業に勤務していた彩さんは、通っていた英会話スクールの短期留学プログラムでオーストラリアのケアンズに。
「短期留学で、英語力が伸びる人は、現地でどういう過ごし方をしたのだろう?」
「1週間留学って何をするの?」
「なぜ、短期留学に一度行くと、長期で海外に行きたくなるのだろう?」
このような疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか?そこで今回のインタビューは、そのような疑問について、彩さんに実体験で伺ってきました!
■休暇を活用してプチ留学♪英語で、もっとコミュニケーションを取れるようになりたい!
留学先の語学学校の先生と。
–彩さん、本日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!
–まず、彩さんの留学経験について教えてください。
はい、2014年の2月に、オーストラリアのケアンズに1週間ほど留学していました。
–1週間!
はい、正確には現地に着いてから6日間(2月2日〜2月6日)でしたので、本当に短期でした。
–留学のきっかけは?
現地で英語を勉強するのに使っていた新聞。
1年間英会話スクールに通っていたのですが、そこで偶然「短期留学プログラム」の張り紙を見つけたのがきっかけでした。
それを見て「あっ、これ行ってみたい!」と思いまして。
–いわゆるプチ留学というやつですね。
そういう言葉があるのかどうかは知らなかったのですが、そうかもしれません(笑)
–ちなみにざっくりでいいので、留学中はどんな事をしたのか教えていただけますか?
アクティビティで行った動物園にてコアラと。
主に「ホームステイをしながら学校に通う」というものです。その他、放課後のアクティビティで、現地の観光に行ったりなどをしました。
–なるほど。ホームステイ、学校、観光という留学+旅行のような感じですね。
はい、まさにそんな感じでした!
–でも、1週間ですよね?こんな事聞くのもどうかと思うのですが、そんなに短期間で意味があるのですか?
もちろん期間も短いですし、個人差もあると思いますが、私としては「人生で一番濃い一週間」だったと思います!
後で話しますが、この1週間は、「自分の中で大きなハードルを超える事ができた1週間」だったと感じています。
–この時は学生だったのですか?
いえ、大学を卒業して社会人1年目でした。
–では、休暇中に?
現地で飲んでいた”no worries”というブランドの紅茶。映画に苦労していた時に「no worries」と声をかけてもらっていたので、これを見るとその事を思い出したそうです。
はい、休暇を利用して行きました。
当時、務めていたのがアパレル系の企業で、1週間くらいまとめて休暇が取りやすかったので、「(休暇中に)なにもしないのももったいない!」と思って。
–すごい、意欲的ですね(笑)
いえいえ、そこまで強い意識があったわけではなくて、「ちょっと行ってみようかなぁ。」というくらいの軽いノリでした(笑)
「せっかく英語の勉強をしていたし、もっと使える英語にしたいなぁ。」と思っていた時でしたので。
–なるほど、そもそも、なぜ英会話スクールに通っていたのですか?
オーストラリアで有名なチョコレート味のビスケットTim Tam(ティムタム)。ホストマザーの方にプレゼントしてもらったそうです。お土産にもおすすめ!
きっかけは、大学生の時に初めて行った海外旅行でした。
海外は、日本にない環境が多く、私にはすごく魅力的だったのですが、やはり「英語がしゃべれたら、もっと楽しいんだろうなぁ。」と感じる事が多くて。最初に行ったのがハワイだったのですが、その後にタイなど他の国に旅行しているうちに、その想いはどんどん強くなっていきました。
–具体的に、どういう場面でそう感じました?
やはり、現地の人と話をしている時でした。「どこから来たの?」とか「(日本では)何をしてるの?」のような会話をしている時に「会話は出来るんだけど、伝えきれない」という事が多くて。
–伝えきれないと言うと?
ハワイ旅行に行った時の写真
具体的に言うと、「えっと、これは英語でなんて言うんだろう。」「あぁ、英語がすぐに出てこなくて、スピードについていけない。。」「もっと話したいし、いろんな人とコミュニケーション取りたい!」というものです。
このような事を思い、英会話スクールに通うようになりました。
–なるほど、英語学習の中に「コミュニケーション」という大きなテーマがあったのですね。
はい、後、切実な話でもう一つあったのが、「海外に対する恐怖心」でした。
海外は慣れていない土地なので、怖く感じる事も何回かあって。「身の危険を感じた時も、英語が話せたら、全然安心なんだろうなぁ。」と感じたのも「英語を学ぼう!」と思った理由にありました。
–確かに、言葉がわかっていると、楽しさや安心感も全然違いそうですよね。オーストラリアに行かれる前の英語力はどのくらいだったのですか?
石で作ったアクセサリーを売っているお土産さんのおばさん。陽気な方でお店でおしゃべりをして楽しんでいたそうです。
今もそんなにできるわけではないのですが、行く前は本当に全然しゃべれなかったです。。TOEICでいうと450〜500点程度のレベルでした。
海外に到着した時に、入国審査に出すための入国カードを書くじゃないですか。オーストラリアに着いた時は「海外に一人で行く」という事自体始めてだったので、「どこに何書けばいいの?」ってなっちゃって隣の人に聞くような単語レベルでした。
–なるほど。。。そういえば旅行だと、「1人で海外に行く」事ってあまりないかもですね。ちなみに、なぜケアンズに?
ケアンズにしたのは、「ホームステイの受け入れが一番慣れている家が多かった」というのが私の中で大きな要素でした。
「ケアンズ、セブ島、ハワイ」の3つの選択肢があったのですが、留学担当のカウンセラーの人とSkypeのようなビデオ通話で相談したら「ホームステイだったら受け入れ先が慣れている家が多いので、ケアンズが一番いいですよ。」と薦めてもらい決めました。
ただ、他の場所には行ったわけではないので、「他より絶対にいいか」はわからないのですが、結果的にこれがすごい大当たりになりました!
–おぉ、ホームステイ大当たりだったのですね!後でぜひ詳しく聞かせてください!ちなみに、この1週間のプランは費用はいくらくらいでしたか?
費用は合計で、約18.9万円でした。
当時のレートですのでアバウトな部分もあるのですが
ホームステイ:5万円
学校:6万円
航空券:7万6千円
ETAS(オーストラリアのビザ) : 3千円
という内訳です。
–なるほど、ステイ先のご飯もついてますし、これだったら、だいたい海外旅行くらいの料金ですね。航空券とビザの手配は自分でされたのですか?
はい、「1週間にしては結構な出費だなぁ」とも思ってたんですけど、結果「得られたものに対しては、全然払ってよかった」と感じています。
航空券は、スカイスキャナー(Skyscanner)というサイトがあるので、それを使って自力で買えたのですが、ビザに結構苦戦してしまいました。。なので結局、ネットで見つけた委託業者に頼んで3000円かかってしまいました。ただ自力でやれば、20オーストラリアドルですので、1600円前後で済むと思いますよ。
–ちなみにそのETASというビザはどういうものなのですか?
オーストラリアに最大3ヶ月いる事ができるビザです。取得から1年有効ですので、その期間であれば再度行く事もできるんですよ。
–なるほど!ビザを取るというのが、「いよいよ感」が出ていいですね!
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