自分だけでも英語環境の中でやっていけるのかを試したい!(目黒みのりさん)
|就職活動終了後に、メルボルンに3週間の語学留学をされた目黒みのりさん
■今回、取材させていただいた留学Person
留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回、取材させていただいた留学Personは、オーストラリアのメルボルンに大学4年生の後期に3週間の語学留学をされた目黒みのりさん(以下みのりさん)です。
初めて海外に出たのはサークルの活動も終わり時間に余裕ができた大学3年生の春。
ある時旅行中に英語でものすごく怒られ、「英語が話せたら怒られなかったかもしれない、外国人の方と話せるようになりたい」と悔しい思いをバネに「自分一人で海外へ行ってもやっていけるのかどうかを試したい!」と短期間での語学留学へ行くことを決意。
「Thank you.とSorry.しか言えなかったのに、得意の笑顔とちょっとした工夫で毎日を充実させることができました」というみのりさんの留学体験をご紹介します。
■1人でも海外でやっていけるか、外国人の中でやっていけるのか?
台湾と韓国人の友達と。同じアジア出身という事もあり、話しやすくてすぐに仲よくなれたそうです。
–みのりさん、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
–みのりさんは今大学4年生ですよね?どうしてこのタイミングで留学に行こうと思ったのですか?
大学3年生の春に初めて旅行で海外へ行きました。
英語に対する苦手意識がめちゃくちゃあったのですが、ツアーだと添乗員さんがいて楽々と過ごせるし、友達にも頼ることができるので困ることがなかったことに気がついたのです。それで「自分一人だけでも海外でやっていけるか、外国人の方と話せるか試そう」と思ったことがきっかけです。
–確かに。旅行で行く時は一緒に行く人に頼ることができるし、英語ができなくても困ることがないですね。今後もツアーで参加したりすると海外旅行に行っても困らなさそうですが…。
何か他にも留学をする理由があったのですか?
クリスマス時期のメルボルンの様子。毎日少しづつクリスマスの準備の進むのが生活していて楽しかったそうです。
はい。海外旅行中にダイビングのアクティビティに参加した時があったのですが、自分のタオルを置いている場所に男性が座っていて「すみません、タオルを取りたいのでちょっとずれていただけないですか?」と英語で言うことができなくて…「エクスキューズミー…」とだけ言ったら聞こえていなかったのか無視されてタオルを取ることができなかったのです。(泣)
–「エクスキューズミー」が伝わらないのは苦しいですね。(汗)海から上がって濡れたままでどうしたのですか?もう一度「エクスキューズミー」と言ってみたのですか?
いえ、仕方なく水に濡れて砂がついたままの水着姿で椅子に座ったんです。そしたらめちゃくちゃ英語で怒られて、「え、なんで?」ってびっくりしました。でもそれ以上に自分が「エクスキューズミー」と言ったはずなのに伝わっていなかったことが悔しくて悔しくて…。ずっと悔しいその時の思いを引きずっていて、「自分一人でもやっていけるのか、乗り越えることができるのか試したい!」と思って留学を決めました。
–旅先で英語で怒られて怖い思いをしたのに、その悔しさをバネにして留学へ挑戦しようと思うのはすごいですね!
外国人と話すのに恐れを抱かないようになりたいと思いました。
メルボルンのFlinders street railway station
–留学先はどうやって決めたのですか?
国は「旅行でオーストラリアに行ったことがあったのでオーストラリアがいい」と思っていました。シドニーとケアンズは旅行で行ったことがあったので他の都市に行ってみたくて、調べているうちに街並みがすごく綺麗でヨーロッパみたいなメルボルンに惹かれて決めました。
–英語が苦手だったということですが、留学前は不安でしたか?
授業前に街をお散歩していた時の1枚。おしゃれな通りがたくさんで毎日楽しかったと話してくれました。
日本での生活があまりにも忙しくてあまり不安を感じている時間がありませんでしたが、ホームステイ先の家族と仲良くなれるかなと想像したりしていました。あと、オーストラリアでのシャワー時間は1人5分以内と聞いたことがあったのでそれは不安でした。(笑)
–え、シャワー時間が5分!?日本では考えられないけど現地では当たり前の風習ってあるのですね。それでは語学学校での話など滞在中のお話を詳しく教えてください。