「フィジーで英語留学後に、オーストラリアで夢だった旅行会社での仕事に」(犬竹実由さん)
|■フィジーからオーストラリアへ。憧れの旅行業でワーキングホリデー。
–語学留学で学んだ英語を活かしていよいよワーキングホリデー。
オーストラリアでは何をしていたのですか?
旅行会社でガイドをしていました。
シドニーにいたので観光客は多かったです。
–憧れの旅行業ですね!どうやって仕事を見つけたのですか?
フィジーで語学を勉強して、オーストラリアでワーキングホリデーする人が多いんですよ。
だからフィジーにいる時にできた友達がオーストラリアでも会うことができて、仕事を探している時も手伝ってくれて、紹介してもらいました。
–フィジー留学からオーストラリアへワーホリに行く方が多いのですね。
そういえばフィジーで3ヶ月語学学校をして、その後オーストラリアに1年ワーホリに行くというのが多いみたいです。
フィジーで同じ学校だった友人とオーストラリアで再会。
–仕事はどうでしたか?
覚えることも多くて大変でした。朝早い時もあれば夜遅い時もあれば…勤務時間はいろいろでした。シフト制だったのでシフトを出して働いていました。一番早いときは朝2時半とか。自分で現地のことを調べたり勉強したりもしました。
–自分で勉強もされてさすがですね。オーストラリア(シドニー)ではどうやって暮らしていたのですか?
シドニーにいる間はずっとタイ人や韓国人たちのいるシェアハウスに住んでました。近くにスーパーもあったので、自炊して生活していました。
シェアハウスで。仕事で必要な知識を勉強中。
–物価はフィジーと同じくらいですか?
いえ、フィジーより4倍くらいしました。
–え!フィジーは安いのですね。
はい。私もびっくりしました。
仕事が終わるとここでリラックスをしていた、シドニーのシンボルの一つ。ハーバーブリッジ。
–フィジーとオーストラリアのそれぞれで違った体験を満喫された様子が伝わってきます。留学を経て実由さん自身何か変化はありましたか?
留学を終えて固執した考えがなくなりました。こうじゃないとダメ。というのがなくなりました。「あれもいいんじゃない?」「それでもいいんじゃない?」 と思えるようになりました。それこそ、留学に行く前は「海外と繋がりたいから旅行会社に就職するんだ」と思っていたのですが、「あ、別に一つの業種に絞らなくてもいいんだ」と今は自然に思えるようになりました。
日本にいる時、実はネガティブなんですけど、この時期はほんとにポジティブでした!普段は人見知りだし、恥ずかしがり屋です。
なんか「どうにかなる」って思って過ごせていました。
-今は帰国して大学2年生に戻っているんですよね?
はい、今は大学に戻って地域の観光業について勉強しています。留学前に心配していた「友達が上級生になってしまう」というのも、意外にそうではなくて、1年生の時にできた友達も一緒に勉強したり楽しく過ごしています。
留学に行く前に大学で同じクラスだった友人と。学年は一つ変わってしまったけど、留学後もよき勉強仲間。
–実由さんのように思い切って留学にいけるように、留学を考えている人にメッセージなどありますか?
思い立ったらすぐ行動。留学だけではなく何事にもですが、「やりたい」「行きたい」とか周りにあえて言いふらすことが大事だと思います。私のように「留学したいんだよね~」と言っておくと自分で自分を追い込んで、せざるを得ない環境になるので、お勧めの方法です。
–力強いメッセージですね。
留学で体感したことを、これからの人生に生かせたらいいですね。
ありがとうございました。