費用は50万円!?23歳で憧れのオーストラリアワーホリに!(井上ななみさん)
|23歳の頃にオーストラリアにワーキングホリデーに行かれた井上ななみさん
■今回、取材させていただいた留学PERSON
海外留学体験談インタビューマガジン留学Person。
今回インタビューさせていただいたのは、井上ななみさん(以下、ななみさん)です。小さい頃から「海外で暮らしてみたい!」いう憧れを持っていたななみさんは、23歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアへ。
現地では、シドニーで語学学校やアルバイトをされた後に、カナーボンへ渡りファームジョブを経験されました。驚くべき事に渡豪前の貯金はなんと50万円しかなかったそうです。
「ワーホリしてみたいけど、費用の事が気になる。」
「私もいつか海外で暮らしてみたい!」
という読者の方も多いのではないのでしょうか。
そこで、今回は費用、英語力、慣れない生活習慣など様々な困難に直面しながらも、持ち前の明るい性格で乗り越えて行ったななみさんのワーホリストーリーをインタビューしてきました♪
■「海外で暮らしてみたい!」という思いがワーホリをした一番の理由でした。
シドニーの語学学校で先生と
–ななみさん、本日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
–まず、ななみさんの海外体験について教えてください。
はい、23歳の時に、ワーホリで1年間オーストラリアのシドニーに行っていました。
渡豪して最初の頃は、語学学校に3ヶ月通い、途中からジャパレスで働きました。7ヶ月目からはシドニーからカナーボンという田舎街に移動し、ファームステイ(農場で働く)を3ヶ月ほどして、最後にシティ(シドニー)にいったん戻ってから帰国した感じです。
ジャパレスとは:ジャパニーズレストランの略称。ワーホリの人は日本食屋はでよくアルバイトをします♪
–行った時期が23歳って、結構若いですね。社会人になってからですか?
シドニーで友人たちと
はい、そうです。それまでしていた仕事を出発半年前に辞めて、バイトしながら準備をして出発しました。
–なるほど、なぜワーホリに行こうと思ったのですか?
「海外で暮らしてみたい!」という思いが一番の理由でした。
子どもの頃に海外旅行に連れて行ってもらった事がきっかけで、海外での生活や英語に興味が出てきて。そのうちに、だんだん海外に憧れをいだくようになっていったんです。
–どうして、オーストラリアにされたのですか?
シドニーの夜景
正直に言うと、オーストラリアに決めたのは本当になんとなくでした(笑)
ネットで検索してたら、ワーホリで有名な国に、オーストラリアやニュージーランドが出てきて。カナダや他の国も考えたのですが「暖かい方がほうがいいかなぁ」と思いまして。
–確かに気候大事ですよね!費用の面は大丈夫だったのですか?
いや、実は、費用はかなり少なかったので大変でした。。
日本の銀行にはほぼ空っぽの状態にして、50万円だけ握りしめて行った出発したので本当にギリギリで。。。
–50万円って、一般的にワーホリで必要と言われている金額よりだいぶ少ないですね(汗)
語学学校の友達とビーチにて
はい、ほんとそうですよね(汗)なので、最初の語学学校の費用払ったら、その後はしばらく「その日暮らし」状態でした。ジャパレスの給料も安かったので。。
家賃の支払いが1週間ごとだったんですけど、家賃を払ったら一安心みたいな(汗)
–だいぶチャレンジャーですね。
確かに、そうかもしれませんね。でも、今から思うと、行く前は「費用がどれくらい必要か?」がよくわかってなかっただけだと思います(笑)
–ワーホリの準備ってビザ申請とか色々ありますよね。それはどうされたのですか?
準備は全部自力でやりました。わからない所はネットで検索しまくって、なんとか乗り切った感じです。
–えっ、それでできちゃうものなのですか?
オーストラリアの世界遺産「ブルー・マウンテンズ」に行ったときの絶景
全然大丈夫でしたよ。ネットで「ビザの取り方」とか調べたら、画像付きで申請手順や記入方法も全部出てたので。
ビザ申請のサイトは、英語だったので、単語の意味とか全然わからなかったのですが、そういうサイトが何個あったおかげでなんとかなりました。
–なるほど、インターネットってやはりすごいですね。でも、なんとか自力でできたという事は英語はまぁまぁできたのですか?
いや、正直、全然できませんでした。とにかく、書かれている英語が何がなんだかわからなかったので、検索しまくってなんとかしました。
ビザセンターからのメール見て「あっ、多分これ(ビザの)審査通っているよね!」と思って、オープンチケット(帰国後が自由に決められるチケット)を取って「もう行かなきゃ!」と思って出発した感じでした。
–終始、リスクヘッジしてなさそうなのに、チケットは片道ではなかったのですね(笑)
はい、お金なかったので、一応帰りのチケットを準備しておかないと心配で。。