「大学時代のオーストラリア留学がきっかけで、人生の歯車が回りだしました」嶋谷梨沙さん

ケアンズは快晴です。

 

■英語のクラスは一番下だったんですけど、自信をもって言えるのは私が一番楽しんでいました!

 

–留学先のケアンズについて教えていただけますか?

はい、ケアンズは、オーストラリアの北の方の都市で、グレートバリアリーフで有名なところと言えばわかりやすいと思います。

コアラとかもいて素敵な所で、私はそこで5人家族(夫婦、兄、弟、妹)のホストファミリーの家にホームステイしながら、語学学校に通いました。

 

–留学中は全く英語ができないのに、一日をどのように過ごされていたのですか?

ホストファミリーのおにぃちゃんたち
ホストファミリーのおにぃちゃんたち

 

午前中は学校に行って、午後は学校のアクティビティ(※先生や生徒たちと、スポーツをしたり、観光をしたりするプログラム)に参加したり、家でホームワークをしたりなどして過ごしました。

語学学校のクラスは一番下のクラスだったんですけど、私が自信を持って言えるのは、みんなもそう言ってくれているんですけど、私が現地で一番楽しんでいました!

ホームステイ先のファミリーとの夜ご飯の時の会話がすごく楽しくて、電子辞書開きながら話してました。

後は、ホームステイ先の人がどこか行く時には必ずついて行って、ホストファミリーの妹のバスケの試合を観に行ったり、お兄ちゃん(ホストファミリーの息子さん)が遊びに行くと言えば同行するなど、ホストファミリーの「行ってみない?」に対しては必ず「YES」と答えていました。

ホストファミリーと行動を共にするのは大事だと思います。

 

–ちなみに語学学校の授業は当然英語だったと思うのですが、内容は理解できました?

語学学校のクラスメイトたちと
語学学校のクラスメイトたちと

 

実は語学学校で、授業全然わからなく、隣の子のノートを写してばかりでした(笑)まぁ、今考えると、それでもいいのかなぁって。

オーストラリアの体験で大きかったのは「グローバルに活躍できないと思っていた自分を突破できた事」だと思います。

 

–オーストラリアで一番大変な事はなんでしたか?

バスの乗り方です(笑)

やっぱり、最初は不安で「何番のバスに乗ればいいの?」という感じで、なんとか歩いてホストファミリーの家にたどり着きました。

私、普段は方向音痴なんですけど、海外に行くと危機感で、なんとかなるみたいです(笑)

 

■正直、オーストラリアに行く前と行った後で180度変わりました。人生の歯車が回りだしました。

留学中のホストマザーとの写真

 留学中のホストマザーと

 

–おぉ、なんか3週間しかなかったのに、すごくアクティブですね!もともとそんなにアクティブな性格だったんですか?

えっと、正直、オーストラリアに行く前と行った後では180度変わりました。今、思うと、この留学がきっかけで、私の人生の歯車が回りだしたのだと感じます。

 

–どうしてそう思われたんですか?

理由なんですけど、参加者(梨沙さん、ほか約15名の大学生が参加)の中で英語が一番できない中でみんなから一番楽しんでいたと言ってもらえている事や、英語の単位を落として、英語が大嫌いでもうグローバルには活躍できないのかと思っていたのに、この3週間だけで、その後のカナダ留学やコスタリカ、ケニア、カンボジアなどの活動につながったことなど、留学前の自分との明らかな変化に気づけた事が大きいです。

 

後は「自分の意思をはっきり伝えなければいけないんだ」という事を意識できるようになりました。

アメリカとかに行けばわかりやすいと思うのですが、オーストラリアでも、わからない事を曖昧にしちゃダメで、「YESかNO」は言わなきゃいけないんだと。

「郷にいらずんば郷に従え」という言葉があるように、私もオーストラリアに行ってからそういう文化に対応できるようになりました。

 

–オーストラリアだけに郷(豪)に従ったんですね(笑)。ちなみに、オーストラリアに行った後に日本で感じた事はありますか?

はい、親への感謝です。

オーストラリア留学をきっかけに「ここからは自分で走り出せるんだろうなぁ」という気がしたので、「ここまで、育ててくれてありがとう」と言う感じがしたので、自然とそういう気持ちが生まれてきました。

後で知ったのですが、私がお父さんにオーストラリアから帰ってきてから送った感謝メールを見てぼろ泣きしてくれていたみたいです(笑)

 

–いい話ですね(涙)その後に、とんでもない回数、海外に行かれる事になったと思うのですが、それはやはりケアンズに一度行って海外に慣れたというのが大きいのですか?

はい、そうだと思います。この留学のおかげで、自分の決断に自信が持てるようになりました。

だって、この時点で、私は3回生だったので、周りの友達は就活しているのに私だけ違う事をしていましたので。

オーストラリアで心の底から楽しめたのがきっかけで、帰ってきて、「またどこかに行こう」と思って、日本でお金を貯め始めました。

 

 

■梨沙さんは、この後、大学を休学してカナダへ長期留学へ!

バンクーバーの後にロハスを学びにいったCanmoreで
バンクーバーの後にロハスを学びにいったCanmoreで

 

オーストラリア留学で、「グローバルに活躍できない」という自分を突破された梨沙さんは、4回生で大学を休学しカナダ留学へ行かれます。

そこでは、人生を変える多くのキーワードとの出会いが!

次回、カナダ留学編を乞うご期待ください!

 

【2015年5月2日第二弾記事配信しました!】

→「人生のキーワードに出会ったカナダ(バンクーバー・キャンモア)留学」(嶋谷梨沙さんVOL.2)

 

 

 
 
榎本 晋作
28歳の時にワーキングホリデーでイギリスに。ロンドンでは留学エージェントの立ち上げを経験。在英中に立ち上げた自身のブログは日本ブログ村PV(アクセス)ランキング1位。帰国後『イギリス・ワーホリ留学ガイドブック』を電子書籍にて出版し、Amazon海外留学対策ランキング1位を獲得。高3時点での英語の偏差値は32。(今でも苦手です。)